鉄子の旅 2 カラー特別版 東日本編 (IKKI COMIX スペシャル)

著者 : 菊池直恵 横見浩彦

• 小学館 (2007年12月1日発売)

感想・レビュー・書評

[liberty1966さんの感想 · 2012年8月5日]

ブームに流されてセット外を試みるも売り切れで、バラにて購入。鉄道漫画を確立させた点は評価。

[minerva-48さんの感想 · 2012年5月3日]

鉄子の旅〔カラー特別版〕は、実録鉄道の旅マンガ『鉄子の旅』全話の中から、選りすぐりの地域３エピソードを、実際の車両や鉄道風景に則してカラーリング。

本書「東日本編」では、①「岩手県の自然を味わう旅」②「わたらせ渓谷鉄道と廃線跡歩き」③「江ノ電オススメデートコース」の３話が収録。
オマケコラムも満載で、臨場感＆実用性アップを目指した再編集特別版です。
旅した鉄道マップ、駅弁情報、旅の中で資料用に撮影された写真、ゲストインタビューなども掲載されており、充実した構成。
「キクチあとがきマンガ《東日本編》」も、特別に書き下ろされています。

マンガ『鉄子の旅』を購入する前に、読んでみるのも良いかもしれません。

[メイプルマフィンさんの感想 · 2008年2月20日]

ほんとはオリジナル版のコミックスを全巻大人買いしたいところであるが、できるならカラーで楽しみたい＆まずは自分が住んでいる東日本編から読み始めたいと思い買ってみた。駅スタンプ風な表紙にも惹かれたってのもあり。（表紙はがしてもまた素敵。）
迫力・魅力あふれるエピソードを地域別に３編厳選してるとあって、読み応えはあった。ただ、私はこの本から読み始めたため、話のつながりがわからなかったのが惜しかったが…ま、わからなくても別に差し支えないんだけどね。おまけ記事もなかなか楽しかったし。
３編のうちひとつは我が故郷岩手県のものだったが、やっぱ岩手のローカル線はいいよな〜〜〜！！何で住んでるときにもっと乗っとかなかったのだろう〜〜〜！！（非テツの地元民の足は車だからね）観光スポットとして紹介されてる滝観洞がある上有住なんて、実家から近いっちゃ近いのに、行ったことあったっけ？ことごとく勿体無いことしてました。
岩手の次に住んでいた仙台は駅弁の種類が豊富で、それが当たり前だと思ってたもんな〜。トロ鉄も江ノ電も乗りたいし、東日本の魅力を再認識するには格好の一冊となった。
なんで星４つかってーと、小さなことではあるけど、鉄道の絵がもうちょっとリアルだったらよかったなと。めまぐるしく変わるテツ事情。今回も、古い車両が引退したり、残して欲しいものがなくなったり…仕方ないことではあるけど、哀しいよなぁ。
関係ないけど、「鉄子の旅プロデュース日本縦断弁当〜こだわり東日本編」すっげおいしかったっす。読みながら食べるのもいいかもよ。

著者プロフィール

きくち・なおえ。漫画家。千葉県生まれ。1997年『ポチ』(小学館「ビッグコミックスピリッツ」）でデビュー。代表作はアニメ化もされた実録鉄道漫画『鉄子の旅』( 小学館「月刊IKKI」)。2012年から吹奏楽作家のオザワ部長と組み、『みんなのあるある吹奏楽部』(新紀元社)、『ある吹部での出来事』(ベストセラーズ）など吹奏楽関連本の漫画部分を担当。2018年12月より講談社「コミックDAYS」にて『むしろウツなので結婚かと』を連載（隔週日曜更新）中。


「2019年 『むしろウツなので結婚かと　解説付き』 で使われていた紹介文から引用しています。」