- Amazon.co.jp ・マンガ (218ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091884329
感想・レビュー・書評
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前回読んだ「わらいだね(2016)」に続き、今回は・・・『家族ランドマーク(2008)』を読んでみた。 今回の家族愛も心に沁みた。 そして”ぐりこ”が最&高!
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普通?の家族の物語。丹羽家の家族構成は4人。父・母・姉・弟のごくフツーの一家。時に髪が伸びすぎたり、時に反抗期がきたりもするけど、それでも家族は続いていく。
まあ5点かなという感じの作品だった。読めなくもないけど、読まなくても十分だった。印象に残っているのは父のエピソード。
小学校以来の親友と久しぶりに飲むことになった。父は物静かな子供だったが、その親友は対照的に活発でガキ大将のような子供だった。父と親友は「ぐりこ」という遊びをよくしていた。じゃんけんすれば、決まった数だけ歩けるというものだ。その遊びでは父はその親友に負けたことはなかった。なぜならその親友は多く進めるパーかチョキしか出さず、チョキを出していれば自然に勝てたからだ。そのエピソードから親友のおおざっぱな性格が伝わってくる。その友人はいつもビックになると吹聴していたが、数度の失業の末、家業の酒屋を継ぐと告げる。驚く父。別れの時、友人はじゃんけんぽんっといきなり、掛け声を発する。父は昔通りチョキを出すが、親友の出した手はグー。
「これからは少しずつすすむぜ」
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言いたいことを言ったり言えなかったり、そっと気を遣ったり、けんかしても口汚くののしっても、温かい言葉があっても、そこにはこの家族の日常がある。赤の他人どうしとはまた違う、家族独特のつながりが薫る。
そんな、いい話だなと思っていたら、番外編の拾われた犬の話に少し驚いた。絆と絆しは表裏一体だと示すかのような展開があったのである。 -
未レビュー消化。ひとつの家族のオムニバス形式作品。友達や家族との繋がり、距離感など大切なことを教えてくれる物語でした。泣く、笑う、怒る、色んな感情が爆発するかのように描写されているから感情移入もしやすかったです。大澄先生の作品もっと読みたいなー
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おおかみこどもの雨と雪をみた後に世界観が似てるかもということで貸してもらった。
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完。
ランドマーク系一作目。丹羽家を中心とした何気ない日常の話。
絵はあまり好きじゃなかったけど、話はおもしろかった。
麻子だけ異様に髪が伸びるのが早いという設定以外はどこにでもありそうな家族。最後のハローの話がよかった。おまけは笑った。
ご飯はもらえるけど、鎖につながれて自由を奪われて
―これが"家族"というものなの? -
朝日新聞の書評で見て購入(確か)。
ごく普通の丹羽一家のごく普通の日常を描いたもの。
ただ一つ違うのが、丹羽家の長女・麻子は、「髪がのびるのが人よりも早い」ということ。そのために、家族や友達とすれ違ってみたり、また仲直りしてみたり。
ときどきジーンときます。すごく温かい。凹んだときに読むとよろし。 -
家族大好きな人は、絶対に感動すると思うマンガ。
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感情によって髪の毛が長くなる女の子がいる家族のはなし。
一話一話で話がまとまっています。
読後、さっぱりした気持ち。