ディエンビエンフー (4) (IKKI COMIX)

著者 :
  • 小学館
3.66
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本棚登録 : 337
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091884336

作品紹介・あらすじ

▼第19話/3年間の奇跡▼第20話/山岳の50人▼第21話/北に生まれ南に死ぬ▼第22話/絶望の度合い▼第23話/追憶の林邑国(チャンハ)▼第24話/再会▼アオザイ通信▼もしベトナムに核が落ちたら

●主な登場人物/ヒカル・ミナミ(米陸軍機関誌「星条旗新聞」特派員カメラマン。日系米国人)、“彼女”(ヒカルが出逢った謎の戦闘美少女。口ぐせは「ンクク」)
●あらすじ/イアドラン渓谷の戦いがひとまず持ち越され、一週間の休暇許可をもらいサイゴンへと戻ってきたヒカルは、米兵向け商売の成功で、いつの間にかお店を巨大化させたニューと再会する。一方、ニューの兄・バオは、相変わらず人をだまして小金を稼ぐ生活を続けていた。だがそんなある日…?(第19話)
●本巻の特徴/ヤーボ大佐により特殊部隊として訓練された50人の山岳民族VS姫! 抱え込んだ絶望の深さがモノを言う!? アッテンボロー作戦、開始!!
●その他の登場人物/おばあちゃん(“彼女”を「プランセス(=お姫様)」と呼び、レッスンをつける。口ぐせは「だど」)ティム・ローレンス(陸軍特殊部隊「グリーンベレー」所属。金髪の美少年)、ヤーボ大佐(陸軍特殊部隊第5グループを率い、ティムに“彼女”捜索を命じる)、おばあちゃん(“彼女”をプランセス=お姫様と呼び、レッスンをつける)、バオ(サイゴン市民、妹思いな不良少年。誤爆により両親が死亡)、ニュー(バオの妹。バオが爆発テロで得たお金を元手に米兵むけのハンバーガー・ショップ企業を起業、大成功)

感想・レビュー・書評

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  • 山岳の50人の扱いがあまりにも。米軍としては利用するだけ、山岳民族にとってもこのまま朽ちて滅ぶぐらいであれば一花咲かせたいというお互いの思惑が一致したということなんだけども、北が勝っても南が勝っても米軍が勝ってもマイノリティは救われない。で、最終的には自滅。お姫さまの強さがエゲツない。おばあちゃんの仕込み杖は座頭市だったんだねえ。そして散布される枯葉剤。ベトナムのBảo Tàng Chứng Tích Chiến Tranh(戦争証跡博物館)は行ってきたけども、どこをどう見てもアメリアに正義がない。

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  • 2015年4月1日

    <Điện Biên Phủ>
      
    装丁/柳谷志有(nist)
    ベトナム語翻訳/本吉良吉(日本ベトナム友好交流研究所)

  • 読み直し

  • 救いがないなーというのが、巻を進めるごとに強くなりますねー。

    相変わらずプランセスがなぜヒカルを気に入ったのかが説明されていないので、もっと読み進めないとならないんだろうな。

    チャム族の話も切ないんだけど、新しい登場人物がすぐに根こそぎ死んでいくというのにも、そろそろ慣れてきた。これも戦争の現実をちょっと追体験する、リアリティの一種なのかもしれないね。

    えー、ちなみにハイ・バー・チュンのお話は駆け足でさらっとという感じ。「歴史上、こんなこともあったんですよ」というレベルでございました。ま、そりゃそうか。

  • 再読。
    山岳の50人の飛躍と滑落。
    なんつーか咬ませ犬的なキャラばかりでなんだかなぁな感じ。
    新キャラだ、覚えるぞ、と思った矢先にもう死んでたりするし。
    しかしララは良いキャラだった。

  • 誰が勝ったって同じならさ、好きに生きた奴の勝ちだって。
    最期に笑った奴が勝ち。

    んでもって、消化不良で死んだ奴の負け。
    さーて、俺はどっちかな。

  • 絶望だとか死だとか戦争だとか。それよりも、かわいいあの娘なヒカル君。

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著者プロフィール

漫画家。『世界の終わりの魔法使い』シリーズ、『凹村戦争』、『ディエンビエンフー』、『電子と暮らし』ほか著書多数。

「2022年 『世界の終わりの魔法使い 完全版 6 孤独なたたかい』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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