ぼくらの (2) (IKKI COMIX)

著者 :
  • 小学館
3.67
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本棚登録 : 1085
感想 : 44
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091885036

作品紹介・あらすじ

▼第7話/小高勝(2)▼第8話/矢村大一(1)▼第9話/矢村大一(2)▼第10話/半井摩子(1)▼第11話/半井摩子(2)▼第12話/半井摩子(3)●主な登場人物/和久隆・加古功・矢村大一・小高勝・吉川寛治・門司邦彦・宇白順・切江洋介・半井摩子・往住愛子・町洋子・本田千鶴・古茂田孝美・阿野万記(学習交流自然学校に参加した生徒。14人とも中1)、宇白可奈(宇白順の妹。小4。ひとりだけゲームの契約をしていない)、ココペリ(謎の宇宙人。敵ロボットとの戦闘後、死亡。その後の戦いを子供達に託す)、コエムシ(正体不明の生物。ココペリのゲームについて何か知っているらしい)●あらすじ/敵ロボットとの初戦。1人目の操縦者・和久は辛くも勝利したものの、戦闘終了直後にロボット上から転落死した。そして迎えた2回目の戦い。新たな操縦者・小高は、自分の父親を戦闘の巻き添えで死なせてしまった。一代で財産を築き"選ばれた人間"であるはずの父が、呆気なく死んだことに動揺を隠せない小高だが、それでも敵の猛攻は容赦なく続く(第1話)。●本巻の特徴/宇宙人との契約で、ジアースと呼ばれるロボットを操縦することになった少年少女たち。戦いに負ければ地球は滅び、また「ジアースを操縦する者は必ず死ぬ」という事実も発覚したため、彼らには「勝って地球を守って死ぬ」以外の選択肢はなくなった。絶望的な状況の中、次なる操縦者に選ばれたのは…!?

感想・レビュー・書評

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  • いきなりのシビアな展開。
    1巻では「自分たちはヒーローに選ばれた」と思っていた子どもたちが、本当はとんでもない運命を背負わされたことを知らされる。

    ゲームに関するルールが次々に明らかにされる。
    ・ロボットのパイロットは戦闘が終わると死ぬ。
    ・契約は途中でやめられない。
    ・負けた場合、戦わなかった場合、もしくは48時間以内に決着がつかない場合、地球は滅びる。
    「勝ってこの地球を守って死ぬか、負けてこの地球を失って死ぬか」選択肢はその2つだけ。
    さらに、戦闘で巻き込まれた一般人にも被害が及ぶことに子どもたちは気づく。

    それを知った子どもたちが残された時間をどう生き、どう戦闘に立ち向かうか。
    2巻では、家族を大事に思っている少年、売春婦の子として疎まれ友達のいない少女がパイロットになる。2人の選択には胸を打たれた。
    とくにナカマのエピソードはよかったなあ。

  • 巨大ロボット、少年達がパイロット。
    それだけ聞けばガンダム的な世界観なのかと思えそうだがガンダムの設定のほうが、まだ救いがある。

    「命と引き換え」とはどういう事なのか。

  • レンタル。
    ダイチとナカマ編。
    2人とも中学生とは思えないくらいしっかりしてる。

  • ダイチの話は本当に泣ける。ナカマの話も好きです。悲しいのは好きになったやつが必ず死ぬことが分かってるということ。操縦者の命と引き換えに動くジアース。ナカマは何かに気づいた?

  • イチとナカマ母のかっこよさに痺れる。 中学生の命と引き換えに戦う話、決して軽くはないけれどもスラスラ読めるのは不思議である。 死ぬタイミングがわかるからこそ動ける、できる行動は確かにあると思う。
    でもナカマが作ったあのコスチュームはちょっとセンスを疑う。

  •  人物描写の上手さが光る。その分辛さも増す。なんでこんな話書くんだよ!

  • 面白くなってきた。だから人気があったんだな。

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  • この調子で15人なのだろうか

  • 集めることにした。台詞の一つ一つに重みがある。抗えぬ運命を目の前にして、人は何を考えるのか。

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著者プロフィール

1966年、愛知県出身。名古屋工業大学在学中の87年に、『残暑』で小学館新人コミック大賞に入選。95年、アフタヌーン秋の四季賞に準入選。同作を第1話として『ヴァンデミエールの翼』を連載。その後、『なるたる』『ぼくらの』『のりりん』『なにかもちがってますか』など代表作多数。


「2021年 『ヨリシロトランク(3)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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