- Amazon.co.jp ・マンガ (189ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091885319
感想・レビュー・書評
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古本屋で、表紙買いしたもの。
表紙の雰囲気からは、ほっこりしたものかな、なんて思っていたら、予想をはるかに上回る、不思議な感じの短篇が14話。
可愛かったり、不気味だったり、じんわりしたり、どれひとつとして似たものがないのはすごいと思う。
読んだ時の気分によって、ぐっとくる話は変わるかも。
また時間を置いて、読んでみたいと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
岩岡ヒサエさんの作品『しろいくも(2005)』を読んでみた。文章と絵が心に沁みる。 特に”おウチに帰ろう”と”たまごの水”がGood!!
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絵と同じぐらい内容もふんわりしていて、よくわかりませんでした。
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未レビュー消化。不思議な絵本のような作品で始まる岩岡先生の短篇集。全作品岩岡先生のポワッとした画から急にするどい演出が飛び込んできて物語に惹き込まれっぱなしでした。とくに表題作の「しろいくも」は犬のシロのモノローグやコマの間に挟まるお婆さんの感情、おじいさんの表情などおもわず涙が零れてしまう演出の連続でした。
全体を通してとてもキレイな作品たちです。 -
ブックオフで見つけたので買いました。
土星マンションの作者の同人誌時代のマンガも含めた短編集。
この人らしい、やわらかい、やさしい、雰囲気があり、
少し不思議な雰囲気のマンガ。
ただ、まだ荒削りな部分もやっぱりあり、
でもこうやって読んでみると、この人は、
不思議な世界だけでなく、しっかりと日常を描けるストーリーにこそ、
そのやらかい、やさしさを存分に発揮するんだなぁと思った。
ちょっと土星マンションをちゃんと読みたくなりつつ、
なりひらばし電器商店の今後が楽しみになりました。
この作家はいい作品を書くね。
あと、このマンガは表紙がかわいいね。 -
老人・子供・動物
という三大泣ける設定が全部使われてるので泣かないわけがない。 -
静かな余韻を噛み締める日々
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「土星マンション」でハマってさかのぼって購入したのですが、
なるほど。この人の世界観ってこうだったんだ、と。
この本ではまだそれが「伝わる」直前な感じがします。
でもすでに始まっている感じ。
すばらしい才能です。