- Amazon.co.jp ・マンガ (210ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091885524
作品紹介・あらすじ
▼序▼第8話/青い空、白いボール▼第9話/おかえりなさい▼第10話/2人の漫画王▼第11話/漫画の神様▼終(巻末オマケ漫画)●主な登場人物/鏑木菜月(漫画専門の古本屋「金魚屋古書店」の店長代理。祖父・清太郎に代わって店を切り盛りする)、斯波尚顕(「金魚屋古書店」の店員かつ居候。漫画の悪口にナーバス)●あらすじ/知り合いから『タッチ』の単行本25冊をもらった長谷川ひとし。放課後に何気なく読んでいると、片想い相手の芦野が「私にも読ませて」と声をかけてきた。「一度に全部読むのはもったいないから」という理由で一日一冊ずつ貸すことになり、長谷川はこれで彼女と毎日話せると大喜び。やりとりを重ねるうちに親密になっていく2人だが、ある日長谷川が『タッチ』は全26巻であることに気付いて…(第1話)。●本巻の特徴/あなたのお探しの漫画、ここにあります! 本巻の主なお取り扱い作品は、孤独な3人が手にした、とある窓が印象的な漫画。マンガキングでも答えに逡巡…日本で一番古い漫画。その他、兵庫と鳥取にある、2つの漫画家記念館も併せて紹介。
感想・レビュー・書評
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第9話の「おかえりなさい」がお気に入り。
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早速、本の雑誌今月号特集から。いち漫画として純粋に楽しめた。個人的に惜しむらくは、あまり興味のない創成期漫画を対象としていること、稀覯本への愛情が強すぎること、といった部分。当然、本書はそれ目的で書かれたものだから、そこに難癖付けられても、って話なんだろうけど。
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これを読んでると自分はまだまだオタクではないと安心する。
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たかが紙の上のこと。全部おんなじなんだろうなー。
たかが音の上のこと。たかが映像の上のこと。
しかしそれゆえに、 -
素晴らしいほどの漫画バカのためのコミック。
ストーリーの作りとしては上巻の方が好みだけど、一言の重みや漫画に対する愛情などはこっちのほうが来る。
引用に記載したセリフの場面は、本当に響く。
これは漫画だけじゃなくて小説でも何でも、読み物では常に感じるところだと思う。
やっぱりいい作品だなぁと思った。
金魚屋古書店出納帳はこれで終わりだけど、この後で「金魚屋古書店」シリーズがあるので、そちらもチェックしたいと思う。 -
相変わらず漫画愛に満ちている。でも本当は人間愛かな。自分の昔の記憶に重なるエピソードがあってちょっとドキリ。
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自前
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何気なく読んでみたけれど、マニアックな漫画に詳しくない私でも楽しく読めた。いい話で、ほっこりした。