金魚屋古書店 (2) (IKKI COMICS)

著者 :
  • 小学館
3.50
  • (32)
  • (55)
  • (136)
  • (4)
  • (1)
本棚登録 : 580
感想 : 32
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (202ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091885548

作品紹介・あらすじ

▼第8話/彼の風景▼第9話/ありかなしか▼第10話/窓のむこう▼第11話/紙の束▼第12話/父再び▼第13話/1%の漢(おとこ)▼第14話/星の旅人▼オマケ漫画/幸せになりたい▼巻末お役立ちコラム/金魚屋古書店雑記帳●主な登場人物/鏑木菜月(漫画専門の古本屋「金魚屋古書店」の店長代理。祖父・清太郎に代わって店を切り盛りする)、斯波尚顕(「金魚屋古書店」の店員かつ居候。古書店内地下のだだっ広い漫画書庫に住んでいる)●あらすじ/とある高校で生徒会副会長を務める関口は、自分自身のことが大嫌い。他人の物を借りても返さないなど横暴きわまる会長を軽蔑しつつも、面と向かうときは作り笑いを浮かべてしまう日和見な態度を演じ続けていた。そんなある日、学校で自分の机から身に覚えのない漫画本を発見した関口は、ついつい授業中に読みふけってしまうが…(第8話)。●本巻の特徴/あなたのお探しの漫画、ここにあります! 本巻の主なお取り扱い作品は「同じ名前の男から渡された、3人の人間を巡る戦争漫画」。「少女に読んであげた、童話作家の作品を原作にした漫画」。「母と父、より相手に惚れているのは…大阪下町人情漫画」。「女、子供が読むモノ? 毎年初夏に発売される叙情漫画」。「読めば少年は列車に乗りたくなる。不朽のSF鉄道漫画」。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • じゃりン子チエ読んでみたいな。

  • 第2巻では、田川紀久雄のようなレアな漫画も話題になるが、アドルフに告ぐ、ワイルド7、じゃりン子チエ、小さな恋のものがたり、銀河鉄道999、と、全巻読んだかどうかは別として、誰もが知っている有名な漫画が並んだ。ストーリーの内容としては、漫画が好きであるというただそれだけのことでも戦いがある、というテーマが目立った。

  • 2巻~5巻まで、読了。
    いや~~~~、なんの漫画なんだろって毎回毎回ただ楽しみで。
    知ってる漫画ならさらに知れるし、好きな漫画だったらうれしいし、もちろん読みたい漫画は増えるしで。

    巻末のおまけが好きだな。
    本屋とコラボしてたんだなーとか。
    あとコラムがほんとに読み応えある!
    古書店に興味ある自分としてはこのコラム、興味津々で読んでいる。

  • 1巻に引き続き、やはり出てくる漫画がちょっと上の世代向けと言う感じで、名前は知ってたり、ちょっとは読んだことあったりだけど、でもリアルタイムでは無い悔しさが歯痒い。かろうじてペパミントスパイは持っていた。懐かしい。ストーリー自体は面白いとは言いがたいけれど、出てくる漫画への興味で持ってる気がする。知ってるのが出てくるのを期待して次巻読もう。

  • 実在の漫画を題材にした短編集漫画。第2巻。

    ◇手塚治虫『アドルフに告ぐ』
    ◇藤子不二夫『バラとゆびわ』
    ◇手塚治虫、他『宮澤賢治・漫画館』
    ◇はるき悦巳『じゃりん子チエ』
    ◇みつはしちかこ『小さな恋のものがたり』
    ◇松本零士『銀河鉄道999』

    “この世には2種類の漫画しかない。「売れる漫画」と「売れない漫画」。
    この世の漫画を2種類に分けるとしたら「読んだ事のある漫画」と「まだ読んだ事ない漫画」。”-本文より

    金魚屋の地下倉庫(ダンジョン)に住みたい。

  • 1巻より読んだことのあるマンガが多かった。「小さな恋のものがたり」とか懐かしすぎる。このマンガに取り上げられた時点では、毎年新刊が出ていたそうだが、2007年を最後に中断してるらしい。気になる。

  • 自前

  • この本の登場人物は皆気持ち悪い、というレビューを見たことがある。
    確かに変な人が多いことは確かだ。
    けれど、何かの魅力にどっぷりハマってしまった人が、そのどうしようもなく好きなものを前にしたときの反応は、傍目から見たら「気持ち悪い」んじゃないだろうか。

    漫画をどうしようもなく好きになってしまった人たちの群像劇であるこの本には、そんな「気持ち悪い」姿があふれている。
    その生き生きとした姿を見るのが、僕はものすごく好きだ。

  • 読了

  • 今回は割りとメジャーな漫画が題材になってます。
    「漫画を愛さなければ漫画から愛される事もないですよ」
    「ただの紙の束がこんなにも大勢の人を動かして、その心を強く動かして・・・・」
    など、漫画好きなら泣けるような台詞がいっぱい詰まってます。

全32件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

漫画家。代表作に『金魚屋古書店』、『デカガール』(原作:長崎尚志)、『うさぎ探偵物語』(原作:長崎尚志)、『アブラカダブラ 猟奇犯罪特捜室』(原作:リチャード・ウー)など。『アブラカダブラ 猟奇犯罪特捜室』にて第1回さいとう・たかを賞を受賞。

「2023年 『民俗学者 赤坂弥一郎の事件簿(2)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

芳崎せいむの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×