I【アイ】 (第1集) (IKKI COMIX)

  • 小学館
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本棚登録 : 387
レビュー : 40
  • Amazon.co.jp ・マンガ (324ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091885555

作品紹介・あらすじ

東北の地より、生と死の意味を問う

宮城県の田舎町に生まれ、身寄りのないイサオ。一方、医者の息子である雅彦は、小学生の頃から、自分が生きていることの意味についてひそかに、 深く悩んでいた。
二人が中学生になったある時、イサオは恩師の臨終の場で、人の魂を己に乗り移らせたかのような不思議な力を見せた。そして、次第にイサオに 惹かれいった。
雅彦は、高校入試の日に、二人で旅に出ることを決意する。目的 は、イサオが産まれた瞬間に目撃したという神様のような存在=トモイを探すこ と。これが、二人の長い長い旅の始まりだった。[連載第1話~10話を収録]

【編集担当からのおすすめ情報】
『ぼのぼの』『Sink』『かむろば村へ』…30年以上にわたり、常に挑戦的な作品を発表し続けてきたいがらしみきお氏最新作、待望の第一集刊行です。連載開始にあたって、いがらし氏は「この年になって、ようやくこのテーマと物語を描くだけの『確信』を得た」と話していました。生と死、人生、祈り、奇跡、そして宗教といったものに触れてゆくこの作品は、漫画史にその名が刻まれること間違いありません。なお、仙台で震災に見舞われたいがらし氏ですが、その経験を踏まえつつ現在もさらなる深淵を目指し鋭意執筆中です。

感想・レビュー・書評

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  •  タイトル「アイ」とは、一人称からみた世界の認識について、哲学する視点ことなのであろう。
     コンピュータに大きく依存している現在社会において、現実をモデル化し、数値化(もしくはドキュメント化)することで、現実を認識したと考えられている。
     しかし、これらモデル化された現実認識は人の頭の中の妄想であり、時として現実と大きく乖離することもありうる。そんなとき、人は神を感じるのであろう。(本書では「イサオ」の持つ超常現象が担っている)。
     また、戦後の昭和という設定もよい。現在のような情報化社会は、人々は常識(ルールや社会の共通認識)で生活している。が、戦後の昭和では、人々は狭い世間で生きており、身近な人間の信頼関係で生きている。この設定が、主人公「鹿野雅彦」が、生き生きと哲学することを可能にしているように思う。
     ストーリーが、「奇異」に感じられるが、むしろ作者は、現在社会が忘れてしまった(もしくは捨て去ろうとしている)ものを、「奇異」を通して提示したいのではないかと思う。

  • 死とは生とは。
    私とは。
    だれもが感じたことのある感覚。
    この世は自分1人の感覚なのだろうか。
    じっくり読まないとなかなか入りこめないストーリー。
    誰かと繋がれることで安心できるのかもしれない。
    東北弁がよい。続きがたのしみです。

  • いがらしみきお氏の作品『I【アイ】』の第1集を読了。

  • ホリエモンメルマガ20171023

  • いがらしみきおの到達点。
    すごい、読め、としか言いようがない。

  • 精神不安定になる感じがエヴァの鑑賞後と似ている

  • いがらしみきお。続き読みたい。

  • ヤバイ

  • 完結が待たれる。

  • なにかすごいものを感じる。ただそれがなにかわからない。

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著者プロフィール

1955年生まれ。宮城県出身。漫画家。主な作品に『I』『羊の木』『ぼのぼの』など多数。

「2015年 『誰でもないところからの眺め』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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