画帖・さらい屋五葉 (IKKI C)

オノ・ナツメ

• 小学館 (2011年12月27日発売)

作品紹介・あらすじ

ファン待望オノ・ナツメ初のイラスト漫画集

ファン超待望、オノ・ナツメ初のイラスト集！アニメ化もされた大ヒット作品『さらい屋 五葉』。その四年半にわたる連載で描きためた表紙カラ―や扉絵、これまで未収録の初公開イラストに加え、カラ―＆モノクロ描き下ろし漫画を大量収録！作品世界を艶やかに彩る、本編で描かれることのなかった日常風景やエピソード……「五葉」一味に、また 会える。


【編集担当からのおすすめ情報】
政や弥一…オノ・ナツメの描くひと癖もふた癖もある粋で色香ただよう人物たち。その魅力を描きおろし漫画＋イラストでたっぷり表現します。単行本時にはモノクロ収録だった扉絵や、単行本未収録の特典用イラスト等鮮やかなカラーイラストも50点以上収録！オノ・ナツメのアートワークとしても楽しめる、ファン必携の1冊です。

感想・レビュー・書評

[ちゃんぱるさんの感想 · 2012年1月13日]

「オノナツメ先生は、あの特徴的な絵柄を太い線でズズイと描いてくださる、その骨太な感じがいいのであって、画集のようなものを手元に置いて、細部までペロペロ眺めるようなチミチミした魅力とはちょっと違いますもんねー」
などと思ってみましたが、
思いの外安いしちょっと眺めてみやすかね、と思って、買ってみたら本当によかったです！

読んだまま読みっぱなしだったはずの「さらい屋五葉」の世界が胸に蘇ってきて「ああそうだった、この人はこうだった」と”感じ”が思い出され、切なくなってしまいました。

オノ先生の絵は、あのザクザクした線で、なかなかどうして、人間の深いところまで描いちゃうんだからすごいです。

五葉ファンは迷わず買ってよしですよー

書き下ろしマンガ満載！付録とポストカードもついてますっ！

[donnmaioreさんの感想 · 2012年1月9日]

さらい屋五葉好きには、堪らない一冊になっていると思います。


オノ先生のコメントなどは一切載ってないですが、帯にも書いてあるように、描き下ろし漫画４９ページは必見です。

もちろんオノ先生の描かれるイラストは言わずもがなですが…。


因みに描き下ろしの４９ページは丸々４９ページ使って一本の漫画ではなく、短篇が何本か載っている感じです。


最後に載っている短篇とイラストを見て、さらい屋五葉を本当に読み終えたような、素敵な余韻に浸れました。
是非。

[マエダさんの感想 · 2015年10月6日]

オノさんは画面がしんとしててとても好みだ。

[aoiさんの感想 · 2013年9月27日]

表紙や扉絵などのイラストをカラーもしくはモノクロで収録＋書き下ろし漫画（個人的に、本物の弥一と平佐のやり取りがお気に入り）掲載。作品についてオノ・ナツメさんのインタビューや後書きは全くありません。これは良かったかも。何故なら、オノ・ナツメさんの想いは既に作品に全て描かれているから。また政たちに会いたくなる画集でした。

[kojakoronさんの感想 · 2013年7月26日]

なんでこんなにステキなんかね。不思議な魅力だよ。普段もトーンがくっきりだけど、カラーも、ラインも版画のようなら、色もすこしえ和風な配色で、発色鮮やかな浮世絵のよう。途中途中のまんがが、物静かな感じと思いきや。弥一には泣くよ…。ラストが弥一の想いの姿だと、もう一回じんわりさせられました。

[301さんの感想 · 2012年11月24日]

イラスト集

[アライさんの感想 · 2012年11月5日]

改めて「五葉」を読み終えて、改めてこの本に対峙した。
改めてHORETA。

[くじらさんの感想 · 2012年6月9日]

さらい屋ファンとしては待望と言うしかない。さらい屋関連のメディア展開はもう無いものと思っていたので。
作者のブログで見たイラストがきれいにまとめられている。書き下ろしまんがも良い。さらい屋世界に流れる空気は、今も変わらない。

[のっこさんの感想 · 2012年6月5日]

描き下ろしもあるしオノさんの絵じっくり堪能できるしおいしい一冊

[西堂さんの感想 · 2012年1月13日]

コミックスで読んでいたので、カラーの扉絵や本誌表紙も見られて嬉しいです。
書き下ろしも短いのがちょくちょくで楽しい。個人的に西瓜の弥一さんがお気に入り。

著者プロフィール

2003年『LA QUINTA CAMERA』 でデビュー。『さらい屋五葉』（全8巻／小学館）『リストランテ・パラディーゾ』（全4巻／太田出版）『ACCA13区監察課』（全6巻／スクウェア・エニックス）など映像化作品も多数。
「モーニング・ツー」では『Danza』（全1巻）『COPPERS』（全2巻）『つらつらわらじ』（全5巻）『ハヴ・ア・グレイト・サンデー』（全4巻）を連載。

「2023年 『ザ・ゲームスターズ（2）』 で使われていた紹介文から引用しています。」