Golondrina-ゴロンドリーナ 3 (IKKI COMIX)

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  • 小学館 (2013年7月30日発売)
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Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ) / ISBN・EAN: 9784091886279

作品紹介・あらすじ

闘牛士であり続けること。その困難な道。

見習い闘牛士としてデビューを果たしたチカ。しかし、その初戦は惨憺たる結果に。
教えられた通りのことをこなしていながら、なぜ精彩を欠いた闘牛士しか出来ないのか…。
そんな中、フラメンコを踊る老女の姿に一筋の光を見出したチカは…?
男達の中で一人輝く粋な女・チカ、その苦闘をたっぷりと描いた第3集!

【編集担当からのおすすめ情報】
苦難を乗り越えて、ついに闘牛場にチカが登場! 真っ白の衣装に身を包んだ彼女、デビュー後も苦難の道は続きますが、そこから劇的な飛翔を見せるその瞬間をどうかお見逃しなく! さらに、いわばライバルにあたる若手闘牛士・ヴィセンテとの関係にも大きな変化が…? 闘牛だけでなく、いろいろドキドキさせちゃう第3集です!

感想・レビュー・書評

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  • 失恋をきっかけに闘牛士を目指す少女の成長記第3巻。プロとして闘牛場に出るようになって、闘牛の本質を掴むまでの巻。毎回泣かされるなぁ。

  • ますます、エロくなっていた
    誤解しないで欲しいが、エロいってのは性的な描写があるって訳でなく、主人公・チカが一皮向けて、闘牛士として、また、人間としてステップアップした事により、醸す雰囲気が変質して、そこが画にハッキリと現れだしたって意味で、私はエロいと使わせてもらっている
    他に、こういう意味の「エロい」を使いたくなる、女性が主人公の漫画は、何と言っても、曽田正人先生の『昴』
    この『Golondrina』はそれに匹敵するエロさを持っていて、読み手にゾクゾクと背筋が震えるほどの感動を与えられる漫画に成長しつつある
    また、男性も女性も、えすとえむ先生は体付きをよくよく研究していて、この角度ならこうやって陰を入れれば映えるとか、この心理状態ならこう動く、って事を練習量で掴んでいるように思える
    内容が内容なので、えすとえむ先生もチカのように本能や直観に生きている感じで、一発描きで決めちゃう漫画家と思っていたが、1巻から読み返してみて、もしかすると、数え切れないくらいの下書きや描き直しで自分を支えている、練習を怠らない、漫画家は努力を続けなきゃやっていけない、そう信じているのかも知れない、と思い直した
    そう、一人の読み手に感じさせるのは、やはり、漫画にエロさがあるからか?

  • フラメンコやってみたい!

  • “「生きる女」と「粋な男」”か…今回ペーパーをコラボしている『ふたがしら』もだけど両方の作品を最も短い言葉で表している(でも“粋な男達”のがいいかな?)。「闘牛場で死ぬこと」を目的にしている筈なのに「生きる女」がしっくりくる。自覚は無くても、もう死ぬことを目的にしていないからかな。

  • 死ぬために始めた闘牛だったのですが、チカの中で何かが変わってきてる気がします、きっと本人すら気付いていない奥深い所で。
     
    それにしても、衣装の書き込みが素晴らしい!!そして背中のゴロンドリーナが可愛い。

  • えすとえむxオノ・ナツメ

    飲んだ喋った描いた4時間半
    粋な女友達が酩酊お絵描き対談~‼‼‼

    コミックナタリー特集記事⇒http://natalie.mu/comic/pp/ikki02

  • オノ・ナツメさんが描いたチカのペーパー入り。
    バンデリジェーロ(銛打ち)の仲間を迎え、見習い闘牛士としてデビューするも苦々しい結果に。その後の闘牛でも「悪くない」と評されるも、良い評価ではなかった。
    フラメンコをきっかけに、闘牛について改めて捉え直して牛と向き合うチカが凛々しかった。闘牛のシーンが緊迫感いっぱいでこちらも緊張しながら追っていた。
    ツバメの刺繍が入った真っ白な衣装もまるで王子様のよう。
    ヴィンセンテも葛藤していて、苦しいな。

  • “ラ・ゴロンドリーナ”の見習い闘牛士としてのデビュー。しかし散々な結果に終わる。
    感覚を掴めずにいるチカだったが、興行中に見たフラメンコで、老女の踊り手が作り出す空気に、活路を得る――
    闘牛と同じくスペインの代名詞である、フラメンコの描写が遂に現れた。
    闘牛とフラメンコ、この二つは多くの共通項を持ち、切っても切り離せない。
    特にフラメンコの踊り手が表現する“重い空気”――周りを惹き込み、一体感を得ることを、暗く重い画面が良く表現していた。
    それは終盤の闘牛場のシーンで、牛の動きさえもコントロールできた“重い空気”に繋がる。
    ムレタを派手に翻す動きだけが闘牛ではない。そうした静けささえ、よく表現されていた。

  • チカの闘牛士デビュー。衣装がかわいい。フラメンコから学ぶくだりは説得力があって良かった。そういえばスペイン行ったときにフラメンコ見ましたが、フラメンコというとどうしでもカルメンのイメージで女性ダンサーだと思いがちだけど、男性のダンサーがすごくかっこよくって感動でした(余談)。

  • 闘牛の躍動感もなにもない。

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著者プロフィール

2006年「ショーが跳ねたら逢いましょう」(東京漫画社刊)でデビュー。フィール・ヤング(祥伝社)にて連載の「うどんの女」が「このマンガすごい! 2012」のオンナ編第3位にランクイン。2011年からは月刊IKKI(小学館)にて闘牛をテーマにした「Golondrina ゴロンドリーナ」を、2012年からはジャンプ改(集英社)にて若き靴職人を描く「IPPO」を連載。BL誌、女性誌のみならず、青年誌にまで活躍の幅を広げている。

「2021年 『CITY HUNTER外伝 伊集院隼人氏の平穏ならぬ日常』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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