- Amazon.co.jp ・マンガ (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091886354
作品紹介・あらすじ
松本大洋描く少年期作品の金字塔。第4集!
星の子学園――その片隅に放置されたポンコツサニー。親と離れて暮らす子どもたちは、そのフロントガラスの向こうに、自分たちの未来を見出そうとして、非力な脚でアクセルを……吹かす。作家渾身の最新第4集!!
■「早く園から脱出できるように…」と、毎日のように東京に念を送る春男。その鬱屈した思いを悪戯や万引きで紛らしていたが、そんなある日…。 (第19話)
■演劇部で「青い鳥」を演じる朝子。そこに突然現れた、実の母親。"幸せはどこにある”――朝子と弟のけんじは、それを探し求めて…。(第20話)
■いつも、お母さんから静宛に送られてくるはずの手紙が…届かない。そんな折、静のクラスメートのくみちゃんが静に急接近。幼い男女の心が触れる。(第21話)
■きい子をお母さんが迎えにきた!その"朗報”に揺れる園の子たち。様々な思いを超えて、皆が彼女を送りだした、そのわずか数日後、きい子の姿が…!?(第22話)
■春男を訪ねてきた大人がいる。それは…お父さんっ!!(第23話)
■星の子学園の近隣に住む「しょんべん」。いつも妙なことを呟きながら、急に怒ったりする、不思議なおじさん。ある日、彼の住処がボヤに…!!(24話)?
【編集担当からのおすすめ情報】
2013年5月には、米国VIZより英語版第1集も刊行(翻訳は、なんと、アニメ映画『鉄コン筋クリート』で監督をつとめたマイク・アリアス!!)、同時期開催、カナダ・トロントのコミックフェス「TCAF」にゲストで招かれた上に、ポスタービジュアルを担当。ワールドワイドな人気のさらなる高まりを実感っ!!
感想・レビュー・書評
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表紙のえはたろうくんです。とてもいい人です。トリックスターのような立ち位置で描かれていると思っていましたが、そうではありません。彼も、主人公たちの一人です。そこが、松本大洋がただものではないとボクが考える理由です。
このマンガには、今、生きている人間が、ジワジワ描かれているとボクは思います。やめられません。
ブログに案内を書いています。覗いてやってください(笑)。
https://plaza.rakuten.co.jp/simakumakun/diary/202305140000/詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
はるおが健気すぎてせつなかった。
きいこの、『地味な奴ほど、無茶しよるっ』ていうのには、爆笑。
きいこは、大人やわ。 -
父ちゃん…。
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2020/1/28購入
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はるおのとーちゃんもまた、別の意味でしょーもな… そのしょーもなさが、なんともうまく表現できてるのがすごい。おかあさん、はるお以前に、このとーちゃんとどう接したらいいかわからんかっただろうな~(でも最初はこういうところに惹かれたんだろうが)
きいこのパターンも多いだろう、実際。
たろうは学校にいかなくていいのだろうか。 -
2013-11-7
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今回も泣けた・・・!子供たちの感情がより一層ストレートに表現されてきたことと、親の登場が増えてきた印象がある。そして親の描き方はやさしさもあるけど、厳しい視線も存在しているところがなんとも言えない気持ちになる。
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園の子→家の子→園の子
大阪の郊外かと思っていたら四日市だった -
色々なことがわかってきた巻。他人事の様に向き合わない大人に振り回される子供。ただ、権三の話だけがわからなかった。
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たろうくんにはいろんなことがみえているのだろうな。
施設を出くことが幸せとは、言えないところが悲しい。