- Amazon.co.jp ・マンガ (292ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091886514
作品紹介・あらすじ
小さなことに目をこらして――
田舎から出てきた女の子。姿の見えない猫。
フシギな力を持った少年。長年の友情。
真冬に思い出す、真夏の記憶。
僕を誘う、真夜中の踊り子――
東京のどこかで起きている、小さな出来事。
でも、たいせつな出来事。たいせつな人。
たいせつな言葉。たいせつな思い出。
そんな宝石みたいなモノをひとつひとつ
丁寧に作品に仕立て上げた短編集。
欧米で執筆活動を続けてきたケン・ニイムラ、
日本での初連載&初単行本!
【編集担当からのおすすめ情報】
画を手がけた『I KILL GIANTS』(原作:ジョー・ケリー)が
Eagle賞およびEisner賞にノミネート、日本では、外務省主催の
第五回国際漫画賞において最優秀賞を受賞、さらには邦訳海外コミックの
人気投票「ガイマン賞2013」で堂々の第2位に輝いたケン・ニイムラ氏。
世界を舞台に執筆活動を続けてきたスペイン人漫画家であるニイムラ氏の、
日本での初連載作品にして単独名義初単行本が本作です。
月刊IKKIの公式WEBコミックサイト[WEBイキパラCOMIC]で
1年にわたり連載された全12作の短編に、単行本だけの描き下ろし
一作を加えたボリュームたっぷりの本作。
その内容も、アクションあり、エッセイ風あり、人情モノあり、
ファンタジーあり…と、バリエーションに富んでいます。
ニイムラ氏の魅力はなんといってもその軽やかな描写。
作品ごとに繊細に変えているペンタッチにも注目です。
読後、それまでとはちょっとだけ世界が優しく見えるように
なったら、それがアナタにとっての「ヘンシン」かもしれません!
感想・レビュー・書評
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ケン・ニイムラ氏の短編集『ヘンシン(2014)』を読了。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
サプライズなんていらない。
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動機は完全にジャケ買いだったのですが、
踊るような線と、案外ダークなオチにはまりました。
おもしろいです。 -
まずタイトルがいい。
構成がシンメトリーになっていて、ゆるやかに繋がっている。はっとさせられる話が多いのに、読後感はすごくあったかい。