空母いぶき (5) (ビッグC)

  • 小学館 (2016年10月28日発売)
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本 ・マンガ (200ページ) / ISBN・EAN: 9784091892232

作品紹介・あらすじ

現代最新鋭海戦の行方は!!?

占領された先島諸島2島の
武力奪還のため、
「いぶき」艦載機が現場海域の航空優勢を確保!!
続いて、中国軍駆逐艦2艦が
艦隊の行く手を阻む!!
撃沈による戦火拡大を避けるため、
敵艦の武装のみを破壊する高難度作戦に
イージス護衛艦「ちょうかい」が挑む・・・!!!
そして、多良間島に置かれた対艦ミサイル掃討のため、
「いぶき」航空団司令・淵上が空に上がる!!!

感想・レビュー・書評

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  • 航空優勢の中、着々と迫る上陸作戦の開始。
    その中で戦う第五護衛隊群がとてもかっこよかったです。

  • 日本サイド(政府、自衛隊)が、あくまで局所化、最小化にこだわるところに、この作品のこだわりがあるかと。読んでいる方はストレスたまりますけど。

    ・35 今どき、砲戦。相手はミサイルだけど。
    ・38 F-35JBの真ん中のポッドは何?
    ・39 中国だって、精鋭を送り込んでいるはずだから、ちょっとご都合主義な感じ。

  • 多良間島上陸

  • 緊迫感ある展開でますます面白くなってきた!
    しかしあまりにも強すぎる自衛隊。
    ピンポイント艦砲射撃は原作では「ちょうかい」の役目だったのか。このシーンは神業過ぎてちょっとどうかと思う一方で見どころの一つでもあるのでこれはこれでアリかな。しかし後退で砲撃を避けるってすごいなぁ…
    F-35の対地攻撃もすごい。こういう事態を想定すると、やっぱり自衛の範囲でも空母が必要なのかもなぁと思ったり。

  • "ついに、陸軍投入。奪われた国土を奪還。
    日本側からの視点で描かれている本作品。
    中国の人はどのように読むのだろうか?
    "

  • <b>二島奪還上陸作戦への前哨戦</b>

    前巻ラストでやや唐突で現実味が欠けた中国哨戒機撃墜。

    本巻も、隼作戦に向け、中国軍の火力損耗のためのふたつの作戦が行われます。
    どちらも、自衛隊がわずかに長じている装備(イージス艦射程距離、操艦性能)、F35(ステルス性能)に助けられます。
    後者は、希少なF35をまた1機失うことになりますが。

    しかし、軍備レベルが並んでしまったら、物量に勝る中国に日本は全く歯が立たないことになります。
    (日本は更なる軍備増強しろってか)

    隼作戦は、多良間島、与那国島へ先行落下傘降下が行われ、今後彼らの人間ドラマにスポットが当てられそうです。
    こうなると、いぶき艦隊は、はっきりいって絡みづらいですが、どうみせるかは腕の見せ所ですね。

    次巻、相当人的損害を受けた中国軍が、拘束島民を盾に外道な作戦をやりそうな展開ですが、どうなるのでしょうか?

  • ついに本格的な島嶼奪還に着手。
    2の言い方が陸空と海とで違うのがリアル。よく調べてるなぁ。

  • 全戦全勝的な展開に些か出来過ぎ感は否めないですが、ここまでのところ急襲作戦なので良しとしておこうかな(笑)国を守るため国民を守るための現実として、実質戦争状態に置かれ、敵兵力に対する攻撃の判断に迫られていく自衛官たちの葛藤と任務遂行能力。どちらが正しいと考える前に自国民の命と自国の正義を守ることが優先される。それで良いです。それで良いんですよ。でも心中にわだかまる何ものか…戦争したくないけれど自分たちを守ることは放棄出来ないし本当に考えさせる物語ですね。

  • 占領された先島諸島2島の武力奪還のため、「いぶき」艦載機が現場海域の航空優勢を確保!!続いて、中国軍駆逐艦2艦が艦隊の行く手を阻む!!撃沈による戦火拡大を避けるため、敵艦の武装のみを破壊する高難度作戦にイージス護衛艦「ちょうかい」が挑む・・・!!!そして、多良間島に置かれた対艦ミサイル掃討のため、「いぶき」航空団司令・淵上が空に上がる!!!(Amazon紹介より)

  • 息詰まる海戦。航空機同士の戦闘はないが、中国駆逐艦2隻の火器のみをピンポイントで破壊する我が国イージス艦の技量に痺れた。そして、いよいよ多良間島での邦人救出作戦に入った。最終カットで物陰に隠れて無線交信する敵兵。地上展開が察知された?! あ~次集(来年2月)が待ち遠しい!

  • 圧倒的な技量で軍事大国に勝つという戦略で、人民解放軍と対峙する様は、読んでいて手に汗握る展開だった。イージス艦ちょうかいと中国軍艦艇二隻との水上戦、多良間島ヘの対艦ミサイル空爆、与那国島への陸自部隊の降下と読み応えがあった。続きがとても気になります。。

  • 演習航海中の第5護衛隊群旗艦いぶきは
    横須賀基地から第一報を受け
    被占領地域の奪還、島民の保護のため先島諸島に向かうが…。
    宮古島80キロのところまで来た『いぶき』第五艦隊。
    多々良島沖で中国軍は
    躊躇なくミサイル攻撃を仕掛けてくるがそれに対して日本は相手の命を考えて攻撃…ここら辺が難しいところ。
    日本にとって何が大事なのか?
    自衛隊は専守防衛ってなってるけど
    領土を侵略され国民を人質にされてる状況。
    相手は自衛隊の命なんて考えてないのにね…。

  • 20161129 066

  • ついに本格的戦闘に。しかし自衛隊らしさが前半の、ハープーンによる撃沈を進言する部下に、あえて艦砲射撃を提示するところに現れている。全ては艦長の「運用する技量で圧倒せねば、軍事大国への明瞭な抑止力にはならない。」という一言に集約される。「自衛隊は戦争したがっている」とかバカなこと言う奴は、これにどう反論するのか。

  • リアルだ。。。

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著者プロフィール

1948年、広島県尾道市生まれ。本名は川口開治。明治大学で漫画研究会に在籍、在学中の1968年「ヤングコミック」掲載の「夜が明けたら」で漫画家デビュー。卒業後は本格的に劇画作品を執筆、竹中労とのコンビでは本作のほか、「博徒ブーゲンビリア」などを描く。「ハード&ルーズ」で人気を得、87年「アクター」、90年「沈黙の艦隊」、2002年「ジパング」で講談社漫画賞を3回受賞、2006年には「太陽の黙示録」で小学館漫画賞と文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受けるなど、五十年余にわたって第一線で活躍する。他の代表作に「イーグル」「僕はビートルズ」「空母いぶき」など。

「2023年 『黒旗水滸伝 大正地獄篇』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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