くーねるまるた (11) (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)

著者 :
  • 小学館
3.56
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本棚登録 : 189
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (130ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091894458

作品紹介・あらすじ

新展開!アパートに新キャラ登場の最新刊!

ポルトガルから来たくいしんぼうな主人公・マルタは、同じアパートの友達や、ッ近所の優しい皆さんに囲まれ、おいしいものを食べながら幸せな日々を送っています。
ある日、アパートのみんなで、夜のドライブに行くことに、ところがマルタがうっかり別の車に乗ってしまうという大ハプニングが!しかし、旅は意外な展開になり…!?
さらに、アパートの住民に、新たな顔が!笑明館に旋風を巻き起こすのか…!?
もちろん、バナナプリン、鯖のぬか漬けトマトパスタ、キノコのちらし寿司などなど、おいしいものもバッチリ満載!必読の11集!!

【編集担当からのおすすめ情報】
「グルメ漫画」として多くの支持を得ているこの『くーねるまるた』。マルタをはじめとする個性的な面々が住む笑明館に、ついに新キャラが登場!!
おいしさもストーリーもますますパワーアップした本作。是非ご覧ください!

感想・レビュー・書評

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  • 食漫画は読み手を幸せにしてこそ。十番代に突入したことで、高尾先生、ますます、才能を遺憾なく発揮してきてるのは、読み手として嬉しい限り
    引きの巧さを見せたのが先の(10)であるならば、受け取りの巧さを見せてくれたのが今の(11)だろう
    「え、この展開、どうなるの!?」と読み手が気になる終わらせ方にした以上、描き手には、その期待に120%で応える義務がある、と私は思っている。漫画を描く辛さも楽しさもロクに知らぬ素人の我儘かもしれないけれど、そこは譲れない
    そんな私の身勝手さに、高尾先生は応えてくれた
    旅は道連れ世は情け、旅の恥は掻き捨て、とよく言ったもんで、ちょっとしたトラブルが起こった方が旅行ってのは、後々に好い思い出になったりするもんなんだろう
    しかも、高尾先生、ここだけで読み手を満足させず、読み手が満足して、隙を見せたタイミングに被せるように、中々に強烈な新キャラをマルタさんの日常に投入させてきた。憎いくらい、腕があるな・・・
    新キャラにしてアパートの新たな仲間、由佳さんは体は小さいけど器はでかい、こってこてのナニワ美人。歯に着せぬ物言いだけど、堂々としているので癇に障らない。また、あの神永さんにも気に入られるくらい要領が良く、意外に人生経験が豊かそうでもある
    大阪魂とレシピを持つ彼女が加入したことで、マルタさんの食生活は、ますます充実し、笑顔になれる回数が増えそうだ
    改めて言う事でもない気がするけど、ホント、マルタさんは美味しそうにご飯を食べる。才能がある、と言っても過言じゃあるまい。彼女と食事をしたら、ホントに楽しそう。餌づけしたくなるって言い方は悪いかもしれないが、女性の元気いっぱいな食事姿にエロスを感じる男性もとい女性は、マルタさんは、かなりどんぴしゃだろうな
    女性だけでワイワイしている現状でも、十分に楽しませてもらっているが、二本での暮らしも長くなってきたマルタさん、そろそろ、ウいた恋話の一つや二つ、出てきてほしいもんだ
    マルタさんの場合だと、空腹でぶっ倒れている、1人暮らしの男子高校生を道端で拾ってもおかしくないな、と思うのは私だけか?逆のパターンもありそうだなぁ
    オススメは、ストーリーで選ぶなら番外編「平日、吉日」だ。サイレントで展開していく、わらしべ長者的な展開。「そんなコトありへんやろぉ」と言われそうだが、人との絆を大切にしてるマルタさんなら有り得そうだ。最後に得たモノが美味しくて、なおかつ、皆と食べる事で笑顔になれる玉蜀黍ってのも、彼女らしい
    食べ物で選ぶのなら、第159話「和風アンチョビ」の鯖の糠漬けを使った、トマトパスタとお茶漬け。糠漬けは日本人の心であるが、そこにポルトガル人としての食嗜好を加えるマルタさん、二つの愛国心があるなぁ。次点は、第162話「秋のキノコ」で、由佳さんが腕を揮った、特製きのこチラシ。このままでも十分に美味しそうだが、私はこれをお揚げに詰めたい。また、この回では由佳さんが自分の職に対する信念も語っており、ストーリーも心に残る
    この台詞を引用に選んだのは、由佳さんの良さがクサさの中に詰まっているな、と感じたので。美味しいモノを、一緒にいて心地のいい人らと食べて、幸せになる、人生の醍醐味だ

  • ついついよんでるマルタさんも、11巻まで。
    そんでもって新キャラ登場ですか!
    しかし、マルタさんのラインは……ハァハァ(´Д`;)

  • どこも凝っていないという、ストレスフリーなマルタさんの身体。うらやましい。

  • 笑明館に新たな入居者が。
    新しい人も料理できるので、これで料理出来ない入居者は神永さんだけに。
    神永さんには食材調達という役目がありますけどね。

  • 牛乳使いきっちゃってたからプリン作れんかった

  • 前巻の終わりからどうなるんだろうと気になっていましたが、案外あっさり終わってしまいちょっとだけ残念な気分に。
    新しい登場人物はどうかなって思いましたが、すぐに馴染んでマンネリ気味だった話にいいアクセントが加わったって感じです。
    マルタさんは、まあ、あんな生活していればストレスなんて感じませんよね(笑)。

  • 新キャラ投入! いや私はお好み焼きやたこ焼きではご飯は食べませんけどね? 大阪人ではないからかな?

  • 今巻はマルタだけでなく

    何人かで料理を楽しむシーンが多かった気がします。


    やっぱり料理は
    みんなでワイワイしながら食べるほうがいいですね( ´∀`)

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著者プロフィール

高尾じんぐ: 「第5回YGコロシアム」でブロンズ賞を受賞し、デビュー。その後、ヤングガンガン(スクウェア・エニックス)にて『んぐるわ会報』『オシエシラバス』を連載。現在は「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)にて『くーねるまるた ぬーぼ』、「ゼノン編集部」(コアミックス)にて『土曜日のランチメイト』を連載中。

「2021年 『土曜日のランチメイト』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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