ミツコの詩 (1) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
4.33
  • (2)
  • (0)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 19
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091894823

作品紹介・あらすじ

『日々ロック』榎屋克優最新作は詩のバトル

女子高生詩人は今日も「紙以外」の何かに書いている。
校長の車に、トイレの壁に、教室の床に。
元詩人の国語教師は今日も苛立っている。
詩を履き違えた、その女子高生詩人に。
だから二人は詠い続ける。
互いの魂が正しいことを証明するためにーーー!!

『日々ロック』の榎屋克優が描く、圧倒的熱量迸る女子高校生×詩の朗読バトル!!!

【編集担当からのおすすめ情報】
『日々ロック』において、ロックの魂を圧倒的に情けなく、そして熱く描ききった榎屋克優が描く最新作は「詩の朗読バトル」がテーマ。「現代詩」の衰退を痛感する女子高生詩人と、元詩人の国語教師・・・衝突を重ねる二人の後には、朧気ながらも詩の未来を指し示す「光の轍」が見えます!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 熱い、とにかく熱い。読まれなければ詩ではない、と校舎に、校庭に、砂浜に、教室の黒板に、とめてある車に、詩を書き殴っていく転校生。かつて詩集を出版したことがあったけど、それで食えるはずもなく、くすぶって国語教師をしている吹抜。どうしてそれほど、紙に書かれた以外の詩を毛嫌いするのか、傍目には伝わってこない感もあるけど、詩のボクシングへ巻き込まれる形で参加し、挫折を味わい、心地よい居場所だった詩の同人即売会でも打ち砕かれ。転校生は、過去の吹抜を知っていて、その詩にこのまま留まっていてはいけないと叱咤するために次々とと追い込んでいってるようにも見えるが。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

神奈川県出身。2010年より『週刊ヤングジャンプ』(集英社)で『日々ロック』(全6巻)を連載開始。同作は2014年に実写映画も公開された。その他、『テキサスレディオギャング』(集英社)『ミツコの詩』(小学館)も好評発売中。

「2018年 『高梨さんはライブに夢中(1)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

榎屋克優の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×