はっぴーえんど (1) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 21
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・マンガ (211ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091895073

作品紹介・あらすじ

愛する自宅で人生を閉じてみませんか。

天道陽は、北海道・函館の「あさひ在宅診療所」の医師。臨終の場に自宅を選んだ患者と向き合う“看取りの医師”だ。散る直前の線香花火がまばゆく輝くように、人生の締めを前に、人はそれぞれの煌めきを放つ。そんな彼らとどう向き合うべきか。天道の目を通して、在宅医療の今を問う――。

【編集担当からのおすすめ情報】
スーパードクターが、巧みなメス捌きで患者の病気を治すといった作品が氾濫する中、この作品の主人公・天道陽は、死を直前に控えた患者と向き合う、看取りの医師です。死ぬとわかっている患者を前に、医師に、何ができるのか。実は、その答えは天道本人もわかっていないはずです。優秀ではありますが、多少頼りなさげなところもある異色の主人公が、それぞれの患者とどう向き合うのか。ご期待下さい。

感想・レビュー・書評

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  • 仕事上の必要があって、魚戸おさむの『はっぴーえんど』既刊1~6巻を購入して一気読み。

    函館で地域密着の緩和ケア(看取り)専門医を営む医師を主人公に、〝人は年老いて病気になったとき、どのような人生の最期を迎えることが幸福なのか?〟を問いかける、一話完結のコミック。

    『週刊現代』『週刊ポスト』といったおじさん週刊誌ですら、毎号のように終活特集を組んでいる昨今である。超・高齢化社会への道を歩む日本に、生まれるべくして生まれたマンガといえよう。

    魚戸おさむといえば、毛利甚八の原作を得た『家栽の人』は名作だし、大ヒット作でもあったが、それ以外はいまひとつパッとしないマンガ家という印象があった(大変失礼ですね)。

    この『はっぴーえんど』も、連載誌『ビッグコミック』でたまに読んではいたけれど、「なんか、全体に垢抜けないというか、古臭いマンガだなァ」という印象しかなかった。

    しかし、コミックス6巻をまとめ読みしてみたら、まったく印象が変わった。地味だが、しみじみよいのだ。
    全編が傑作とは言わないが、ときどきすごい「感動回」がある。

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著者プロフィール

マンガ家。北海道函館市生まれ。マンガ家の村上もとか氏、星野之宣氏に師事し、1985年、『忍者じゃじゃ丸くん』でデビュー。主な作品に、テレビドラマ化された『家栽の人』や、『玄米せんせいの弁当箱』『ひよっこ料理人』などがある。また、ベストセラー&ロングセラーになった『絵本 いのちをいただく みいちゃんがお肉になる日』の絵、また、『絵本 はなちゃんのみそ汁』(ともに講談社)の文と絵を担当した。

「2017年 『おしごとのおはなし お笑い芸人 なんでやねーん!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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