忘却のサチコ (10) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 146
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091895349

作品紹介・あらすじ

累計50万部突破!グルメ漫画の新境地!!

ノーベル賞作家の次回作をかけて
マラソンに挑戦することになったサチコ。
そこに、サチコをライバル視する
"あの女性"が現れて…?

その他、編集部の後輩・小林とホテルで
同室となるドキドキの札幌出張編や、
大分グルメ編に静岡編と
盛りだくさんの第10集!

【編集担当からのおすすめ情報】
各紙・誌・WEBで大絶賛!
お一人さまアラサー女子・サチコが
結婚式をドタキャンされたことをきっかけに、
美食を求めて全国各地を奔走!

「忘れるために、食べる」
新感覚グルメコメディーもいよいよ累計50万部突破!!

第10集では、あのライバル(?)が再び登場!
さらに、「ラム肉×しゃぶしゃぶ」、「タラバガニ×サンドイッチ」、「唐揚げ×ハイボール」と
至福のグルメ"コンビ"が目白押し!

勢い止まらぬ、サチコの美食道! 快進撃の第10集、是非ご一読を!

感想・レビュー・書評

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  • グルメマンガというより、サチコ。とにかくサチコ。サチコのことが気になって気になって。幸せになってくれないと。

  • シリーズ、第10弾。
    サチコさんのグルメ街道は、まだまだ続く...

    今回は、
    札幌サイン祭り
    復活の鍋焼きうどん
    専門店の海老フライ
    地獄の緊急ミッション(別府)
    ヘルシー参鶏湯
    桜エビの沖漬け丼
    大人のハイカラセット
    などなど

    見ているだけで、美味しそうですね。

  • 相変わらず食べている姿がおいしそうでたまらない!

  • ついに、この食コメディも(10)に到達か
    いける、と信じていても、実際に二ケタに乗ると、言いようのない歓喜がある。もちろん、一番に喜んでいるのは、阿部先生だってのは承知している。でも、阿部先生の一割くらいは喜ばせて欲しい
    ただ、ファンの勝手な心配だけど、次の(11)は、漫画家としての真価が問われると思う。しかも、(11)には100話も掲載される。プレッシャーは凄まじい事になっていそうだ
    この不安は、『くうねるまるた』の時にもあった。高尾先生は、見事に私の杞憂をぶっ飛ばしてくれたから、きっと、阿部先生も大丈夫
    もし、可能なら、(11)の巻末に、共作をオマケ漫画として掲載してくれないかなぁ
    いつも通り、仕事のトラブルを持ち前のド根性でクリアしたサチコが、たまたま、マルタさんと相席になって、美味しいリアクションをする、そんなストーリーが読みたい
    そんな期待を持たせてくれるほど、この(10)の内容は厚かった
    今更に言う事でもないけど、ほんと、阿部先生、一つの食事を軸にして、よく、ここまでテンポのいい起承転結が一貫したストーリーを組めるな
    サチコのキャラに目が活きがちだけど、そこが活きているのは、ストーリーが良いからであり、ストーリーの良さを引き出しているのはキャラが強いから。相乗効果ってのは、こうあるべきなんだろうな
    また、(10)になっても、サチコのストレスが吹き飛ぶ際のリアクションにも、マンネリ感が出ておらず、しかも、まだ伸びしろがある、と感じさせるのだから、唸るしかない
    この(10)のストーリーも多岐に渡っているが、やっぱ、強く印象に残ったのは、サチコと小林が仕事で協力するくだり
    サチコは仕事で良い成果を出す事しか頭にないが、小林さんは、そんなサチコの不器用かつ一本気な労働スタイルも含め、尊敬が下地にある恋心を持っているんだろうな、と温かい気持ちになる二人の微妙な距離感
    胸やけがするほどラブコメっている訳じゃなく、自然な感じが実に好い
    小林の恋路は苦難の連続だろうけど、その程度で折れない男だってのは、これまで頑張りを見ていれば分かる。サチコの厳格な指導で、確実に編集者として成長している小林の活躍に、今後も期待だ
    そんな二人メインの回を除いて、インパクトがあるな、と感じたのは、第92歩「記念日に!専門店の海老フライ」だ。ぐるパコさんの見た目もそうだが、それ以上に、こんな往来でてめぇの身を切って、仕事で結果を出すサチコに脱帽だ
    阿部先生に「ありがとうございます」と言いたくなった回が、第97歩「最旬体験!桜エビの沖漬け丼&かきあげ<静岡>」だった。しぞ~か県人としちゃ、桜エビにスポットライトを当ててくれたのは、本当に嬉しい。しかし、阿部先生が静岡出身とは知らんかった
    そんな阿部先生なら、静岡の美味しいものは、桜エビだけじゃない、と思っているハズ。ぜひ、サチコにゃ、今度は仕事じゃなく、プライベートで来て欲しいもんだ。いっそ、小林とデートでもいい
    この台詞を引用に選んだのは、そうなんだよなぁ、と思ったので。自分の人生が台無しになるほどの災難、それが心に大きな傷を作るのは当たり前。でも、いつまでも、人間はそこで止まっちゃいられない。いつかは、こんなコトは「大したことじゃない」と悲しみを振り切り、前進せねばならない。歯を食いしばって、一歩ずつ進んでいれば、その内、ダメージは笑い飛ばせるほどになる。もちろん、自分よりどん底に落ちた人がいる、それに安心しろ、とは言ってない。痛みを知ったのなら、似たような痛みで動けなくなっている他人を助けてやろうぜ、って話だ。良い事は前、未来にしかない、思い込んで行こう

  • とうとう最新刊も読了してしまった。北海道出張では後輩・小林と同室する決断までは堂々としていたのに、やっぱり異性を意識するんだね。別府の地獄巡りは懐かしいな〜。当時はタクシーで巡るだけで満足していたが、とり天も食べたかったよ。最後の運動会のお話もじんわり良かった。

  • 札幌人としては、さえらの登場回は嬉しかった。ラムしゃぶも美味しそう。他には、持ち込みの素材を蒸せる地獄蒸しが気になったかなら。地獄めぐりに鍾乳洞、関鯖の入手まで詰め込まれた大分編が大変そうだった。

  • 鍋焼うどんが美味しそう! サチコは変わってるけど敏腕編集者だよなあ……。ぐるパコ先生のときの話が好き。

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著者プロフィール

1972年2月6日生まれ。静岡県出身。漫画家。
代表作として、『忘却のサチコ』など。

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