- Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091896407
作品紹介・あらすじ
ブロスコミックアワード“大賞”作品!
夏本番! 猫いっぱいのお寺で、年上お姉さんと男子高校生のモフモフ&ソワソワの新生活、待望の第5集!
ひまわり、夏バテ猫&犬、そうめん、夏休みの教室、学校プール、手持ち花火。
知恩さんの大らかな魅力と、
昼間のあまずっぱさが最高潮の第5集!
都会から来た知恩さんの旧友と、
お盆の棚経(たなぎょう)をともにする・流石先生の存在で源のドキドキも最高潮!?
【編集担当からのおすすめ情報】
地元を離れ、のどかな田舎の高校に進学した源(げん)。
下宿先の、遠い親戚のお寺には、猫たちがたっくさん!
同居することになったダサくて、年上で、働き者の、あっけらかんといい感じな知恩(ちおん)さんと猫たち(+柴犬)と過ごす、四季の彩りにかこまれた縁側暮らし。
漫画では珍しく綿密に描かれる、お寺の「棚経(たなぎょう)」シーンも必見です!
感想・レビュー・書評
-
いよいよ夏も本番!知恩の友人・つらね襲来!年上のお姉さんに振り回される源が楽しい。学校プール、手持ち花火、棚経、そして夏風邪の看病。熱が上がるイベント満載の5巻。
日常のふとした美しい瞬間を切り取るのがすごい。犬、猫の表情、昼寝と日焼け跡、闇を照らす手持ち花火の輝き。生活ってこんなに瑞々しいんだなと。
「線香のニオイ…知恩さんのニオイ。」はなんかCMになりそうなキャッチフレーズ。あと、棚経って回る側は本当に大変だよね…。
昼間の見せる天然な部分も可愛いし、知恩さんの屈託ない表情といたずら心にも和む。源との関係性も徐々に進展が?!あんなに真正面から言われたらドキドキするよね。それを傍から見てにやにやしてしまう。その後のオチにも笑った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
季節の流れと共に、少年の心の動きをゆっくりと感じられる。セリフが少なくて、その分画が力強くて思わず自分もその季節を生きている気がしてしまう。
-
甘ぁ〜っ!知恩さんも当然素敵だし、やっぱ(特にこの巻は)源ちゃんへのトキメキ度が半端ない。ものすごい少女漫画パワー……あのシチュで風鈴にヒモつけてとかもう……(萌死)。まるでマンガみたいなお姉さんキャラも新登場して笑った。やたら写実的な棚経もいい。改めてユニークな漫画になっていると思う。/次の巻からは「どうしたらいいかわからない」二人が見られるンですね……///
-
初版 帯
-
ほんと、この漫画、ふっと肩の力が抜ける。それでいて、時たま、グッと力が入ってしまう、臍の下あたりに
食漫画と違い、恋愛系は、未だに、何があれば、良い作品だ、と言いきれないんだけど、読んでいて、温かい気持ちになるのは確かだ
ちょっとずつ、ちょっとずつ、心の距離が近づいていく
そのスローペースにイライラしなくなったのは、加齢により、私の受け入れる心にある程度の余裕が出来始めているからか
絵柄こそ野暮ったいかも知れないけど、優しいストーリーにマッチしている、と思う。絵と話が相乗効果を起こす、それは理想的な形だ
あと、いやらしい意味ではないのだが、オジロ先生は曲線が上手い。かなり、気合いを入れて、胸やお尻、頬のラインを引いているような気がする。フェチと言うべきかは微妙だが、作者の拘りを感じる
また、犬や猫たちにも、オジロ先生の熱を感じる
下手すりゃ、人間より魅力的に描こうとしてるんじゃ、と思うほどだ
羽海野先生の作品に出てくる動物も、読み手に癒しを与えてくれるが、オジロ先生も負けちゃいないなぁ
ストーリーも、恋愛色が強まってきて、源を応援したい気持ちも増してきている
知恩さんは、源の言動に、一人の男を意識する事が多くなっている。まだ、壁を作っている感じはあるけど、ほんの少し、その壁の外へ出てみたいって欲が出てきているようだ
源との年齢差を気にして、自分の気持ちと素直に向き合えてない臆病さも理解できる。でも、自分の「好き」に蓋をしていても、何ら良い事はないんだよな
この(5)から登場している、知恩さんの親友であるつらねさんも、良い味が出ているキャラ。彼女の周囲を掻き乱す性格が、今後、どんな影響をストーリー、人間関係に齎すのか、楽しみなような、おっかないような
どの回も良いが、個人的に推しなのは、第42話「猫と風鈴と知恩さん」だ。不謹慎と女性から言われそうだけど、艶っぽいよね、病気による熱で頬が上気してる美女って。まぁ、オススメする理由は源が、タイミング良く帰ってきたってのもある。良い男ってのは、惚れた女が弱っているのを見過ごさないもんだ。こういう虫の知らせってのは大事にしたいもんだな
この台詞を引用に選んだのは、源の男らしさにグッと来たので。やっぱ、この年齢の少年ってのは、ふとしたタイミングで化けるもんだなぁ。ただ、こんだけ大胆な行動に出られたのに、あとちょっとが踏み出せないトコも、彼らしい -
やっぱこの雰囲気すき