重版出来! (10) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
4.11
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本棚登録 : 445
レビュー : 32
  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091896575

作品紹介・あらすじ

『タンポポ鉄道』実写映画化に大きな波乱!

「週刊バイブス」の人気連載『タンポポ鉄道』が実写映画化。
原作者の八丹もお墨付きの面白い脚本が完成し、主要キャストが続々決定。
しかし作品の肝である役を演じる大御所俳優の所属事務所が
脚本の改定、キャラクターの大幅変更を求めてきた!
誰のための映像化なのか、なんのための映像化なのか…。

映画会社のプロデューサー、監督、脚本家、
興都館の映像メディア部・小野田。
作品を巡る彼らの闘いの末に出来上がった映画は…!?




【編集担当からのおすすめ情報】
『タンポポ鉄道』は、連載誌の休刊を乗り越えて
書店員や営業担当の尽力もあってヒット作になった作品。
皆の熱を背負い、漫画家がコツコツと描き続けた本作が
ついに映画になった--
関係者全員の作品と向き合う真剣さに胸熱です!
他、「書体」を作る職人のエピソードも必読!

感想・レビュー・書評

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  • 毎度、出版関係の様々な仕事にスポットを当ててくれるが、今回はまたどのエピソードもツボでありました。
    まず、フォント!長年、出版社によって使われる書体が微妙に異なるのは何故だろうと思っていたが…その疑問が解決され、目からウロコ!フォントについてはもっと詳しく知りたいと思った。
    そして、「タンポポ鉄道」映画化を巡るドラマ。心が震えました。本作映像化の際の実体験もきっと投影されていると思うが、これまでの沢山のマンガ作品の映像化の裏側で、こんなにも色々な人々の苦労があって成立している…。何となく頭ではわかっていたけど、こうやってその過程を作品として読んでみると、映像化って本当にすごいことなんだなぁと今更ながら思う。プロデューサーや出版社の映像メディア部の奔走っぷりには頭が下がる。クライマックスでは涙が止まらなかった。ホントに今回は、目からウロコが落ちたり涙が溢れたりと、目が忙しいったら。
    この「重版出来!」のモノローグ、大好きです。心に深く刻まれるものばかり。真摯に仕事されている皆さんの姿勢に学ぶこと、今回も沢山ありました!

  • 常に賛否両論(そして大抵の場合において多数派を占めるのは”否”)を巻き起こす、漫画の映像化。その裏方に今回はスポットが当てられています。その前に、フォントにまつわるエトセトラも描かれているけど、本巻に通底するのは”作家の作品に対する愛着”って感じでしょうか。前半も後半も、その熱い想いがたっぷり伝わってきて、久しぶりにこちらも燃えてくる内容でした。面白かったです。

  • 全力でブーメランを投げたことがない人生だった。そんな俺にもこのマンガは大切なことを教えてくれるんだぜ?懐深いぜ。

  • フォントのお話。普段、あまり意識せずに見ているけれど、確かに書体から伝わってくる情報は多いと思う。こだわりの世界が面白かった。あとは漫画の映画化。裏話が興味深い。

  • 編集指南書。これを参考書としてハンターハンターを読むのである。
     主人公の心がオリンピックを本気で目指してた柔道の子という圧倒的なキャラづけ、それゆえ「社内で有名な子」になる設定。何者でもない私はどうにもできない苦しさを前に辟易とするばかりなのでした。

    編集者への憧れを膨らませる。私がやりたかったの営業だなと思った。消費者と近い立場で、購入までどうつなげるか戦略を練っていく小泉さんのところかっこよかったな。1番好きなところかも!!

  • フォントの話、雑誌インタビュー、映画化といった出版系あるあるな話の合間で、中田伯が大丈夫か気になってたまらぬ。

  • フォントの話がとても興味深かった。ああやって作るのか…。文字の肉体化って面白い表現。
    映画化の話は読んでてハラハラ。昨今色々なものが実写化になるけど、その裏ではこんなに動いている人がいるんだなあ…。

  • 実写化で、原作と全然違うものになるのは、キャストの事務所の意向が一番大きいのかなーと近年の実写化を思い返して考えた。男性キャラを女性にしたりとか。この漫画内では譲らないでくれて良かった。

  • フォントについては、そこそこ知っているほうであるとは思っていたが、尤もなことながら始めた知った事実もあり、興味深く読んだ。

  • ちょっと失速してきたかな〜。
    フォント製作、中田伯インタビュー、タンポポ鉄道映画化など。

    脚本のくだりは、『重版出来!』ドラマ化の経験が活きてる感じ。
    これのドラマ化は良かったけど、
    「ああ、そうかー。原作の改悪ってこうやってなるんだなあ……」って思ったよ。
    あそこで、大御所俳優に出てもらうために脚本変えることは起こりうるよね。

    フォント作りに、古文の直筆の筆跡を参考にしてるとは知りませんでした。

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著者プロフィール

漫画家。1996年デビュー。『えへん、龍之介。』『花吐き乙女』など独特の感性が光る作品を多数発表。2016年春にドラマ化された『重版出来!』で一躍人気作家に。2016年、デビュー20周年を迎えた。

「2017年 『【特典付き】レタスバーガープリーズ.OK,OK! 完全版 【全3巻】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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