フットボールネーション (11) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
4.36
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本棚登録 : 99
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091897282

作品紹介・あらすじ

天皇杯決勝を懸けた、サドンデスPK戦!

白熱する天皇杯準決勝!
宇田川の安定した攻撃参加を起点に、
マリオと沖の活躍で勝ち越した東京クルセイドだが、
後半終了間際に失点し、PK戦へ―――!

スカウティングと心理的駆け引きで優位に立つも、
勝利がかかったラスト1本を鳥海がまさかのミス!
勝負はサドンデスに突入―――!


【編集担当からのおすすめ情報】
ガンバ大阪・今野泰幸選手も大絶賛!!
「自分自身やこれまで国内外で対戦してきた選手の体や動きについて、「なるほど! そういうことか!」と納得。そこに集中しすぎて、ストーリー展開を読み直すことも(笑)。理論とストーリー、2度楽しめます!」

第11集では、サッカージャーナリズムに注目。
この国のフットボールを進化させるには、
メディアの成長も不可欠!?

さらに、アスリートにつきものの「ケガ」問題にも切り込む!
膝や腰の怪我の原因は、実は「あの場所」にあった―――!?

感想・レビュー・書評

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  • 浮き指 の巻

  • PK戦勝利。心理戦でしかない。
    そして、マスコミあるあるで踊らされる大衆。
    最後に足について。上履きがよろしくない説。

  • コミック

  • -

  • 天皇杯準決勝PK戦。ここまで勝ち上がってきたアマチュアチームに、サッカー専門誌以外に一般週刊誌の記者も嘴を突っ込んできた。それもサッカーとは懸け離れた選手個人の過去。それに踊らされる民度の低さ。最低な奴らはネットに匿名で誹謗中傷を書き込む。フリーになった記者・三枝が日本のサッカー、スポーツ文化に物申した雑誌が嬉しかった。現実でもこうあってほしい。終盤の浮き指の話は、自分も腰痛と上手く付き合えるようになった経験のある『足ゆび力』(ガイドワークス刊)だった。

  • ついに天皇杯決勝まで進んできた東京クルセイド。立ちはだかるのは、横浜ユナイテッド。なんだけど…その前に恒例のマスコミによる醜聞探しです。情報公開といえばそれまでだけど、面白おかしく騒ぎ立てることしかしない輩が掲げる大義名分のうるささ。沖の少年院経歴も、現在はセカンドチャンスの途中と考えてくれればねぇ。

    と外野はほっといて、11巻の日本サッカーへの提言は、学校の上履き。
    いやー、すげーとこ来たな。いつだか筋肉の使い方で、運動会の行進の影響があるんじゃないか?といってたけど、それ以上の衝撃。
    戦術やら指導者やらでなくて、日常の成長のところから。

    まさに草の根からやっていかないと、フットボールネーションは成立しないのか。サッカーがどうとかっていう話ではないよね、上履きの件は。

  •  天皇杯準決勝PK戦の途中から始まり、決勝に上がった東京クルセイドを取り巻く醜聞を取り扱った11巻である。
     ストーリー的には年少出身である主人公を皮切りにした醜聞と、そこから浮上した八百長疑惑、その疑惑解消によって決勝が横浜ユナイテッドと東京クルセイドで決定する展開となり、いよいよ因縁がぶつかることになりそうな流れで終わっている。
     それはさておき、この作品がメインにしている点で言えば、今回からは膝や腰などのサッカー選手にとって爆弾を抱えがちな個所を部位の怪我について取り上げている。
     浮指の問題と、そこに関わるだろう我々が体験してきた「上履き」の存在に対する指摘は鋭いところだ。姿勢の問題以前に、使っている装備品の問題と言われると唸る他ない。

     今回も興味深く読ませていただいた。星五つで評価している。
     それにしても、P.102-103で見開きで描いている、作中サッカー雑誌での「どうせ試合ちゃんと見てないんでしょ?」は端的ながら強烈な批判である。
     その良し悪しはさておき、事実として見れば、動画サイトに投稿されている(試合の流れという文脈を無視した)スーパープレイ集などがことさら人気があるのも否定しがたい事実だろう。

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