西村ツチカ短編集 アイスバーン (ビッグコミックススペシャル)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 226
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (161ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091897640

作品紹介・あらすじ

西村ツチカが描く摩訶不思議な作品集第3弾

イラスト、装画など多ジャンルでも活躍、うっとりする線と独特の構図で多くの漫画愛好家を惹きつける西村ツチカ作品。3冊目となる短編集を、『北極百貨店のコンシェルジュさん』第1集と同時に刊行します。

卒業後の母校をふと訪れる男子を描く新作読切『アイスバーン』、厄介男子とスーパー美少女が袖振り合う『P対NP問題』、月刊誌「ヒバナ」で掲載した読切『ゲームくん』、夜中の少女の部屋を幻想的に描く『ココット物語』など、本人の意欲作を計9作品収録!

前作『さよーならみなさん』から4年ぶりとなる新刊はA5判サイズ(148ミリx210ミリ)で登場、摩訶不思議な世界をちょっと大きめの判型で楽しめます。
新しい世代の「マンガ」のそよ風を感じる1冊です。

感想・レビュー・書評

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  • 可愛い女の子はもちろん、西村ツチカさんの描く絶妙に嫌な感じの大人が好き
    ほんわかした絵柄でありつつ、随所に感じられる毒がいいです。
    お洒落な人があえて抜け感を出すまさにアレ

  • 短編集。
    絵や書き文字の表現、コマ割りの構成などとても上手く思えるけれど、各作品の主題のようなものは終始つかめなかった。人間の下らなさやどうしようもなさ、欺瞞や痩せ我慢などが描かれているのだと思うのだけど、では、それらがユーモアによるものか、悲哀を表現したいのか、美しく描きたいのか、と考えてみると、読んでいてよく分からない(表題作にはそれらが全て、薄っすらとあるようにも感じられたけれど)。
    なかなか呑み込みにくく捉えどころのない作品集といった印象。

  • 1番好きな西村ツチカだった。脱臼しながらちゃっかり王道な展開で素晴らしい。そしていつも通り見入る。

  • 卒業式っていいなとは思うけど、外から見てていいなくらいはあるけど、まさか。

    原田くんってなんなんだ。

    サオリと山科さん。両極端だけど周りの子たちがいいね。

    友達が描いたマンガって実話でしょうか。マキさんが素敵。

  • 友達が描いたマンガがよかった

  • 2018/1/16購入
    2018/2/4読了

  • 1話目 アイスバーン
    2話目 P対NP問題
    3話目 エキゾチックジャパン
    4話目 ENGLISH CLASS
    5話目 東京ノート
    6話目 ココット物語
    7話目 ゲームくん
    8話目 友達が描いたマンガ

    幻想的なものからエッセイ的なものまで。
    不統一だが雑多感はない、読んでよかった。

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著者プロフィール

1984年生まれ。兵庫県出身。2010年、『なかよし団の冒険』でデビュー。同作で第15回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞を受賞。その他の作品に『かわいそうな真弓さん』(徳間書店)、『さよーならみなさん』、『アイスバーン』、『北極百貨店のコンシェルジュさん』など。画集に『西村ツチカ画集』がある。

「2020年 『ちくまさん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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