映像研には手を出すな! (3) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
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感想 : 29
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091898876

感想・レビュー・書評

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  • 「真空で音なんかしねえっすよ」
    「沙羅双樹」
    「そらそうじゃ」

    という絶好調の第三巻。どのへんが絶好調なのかというと、ページ2枚めくったかと戻るほど脈絡もなく始まり、落丁を疑う勢いで終わるあたりです。
    見せたいところ以外は興味がないと言わんばかりです。

    第四のメンバー百目鬼氏はかなり後まで男子か女子か分からず、作者のそんなんどうでもいいでしょというメッセージを強く受信するものです。

    3巻はまた、有名な「ツイッターは!!遊びじゃねえんだよ!!」の出典元(第21話)でもあるのでぜひご覧ください。

    さて、アニメもドラマも傑作だったと思います。
    お陰で乃木坂46のメンバーを二人も覚えました。献血のポスターを見かける度に、あ、知ってる!と5歳児のような反応をしてしまいます。
    伊藤沙莉さんという今をときめく女優さんも覚えました。めちゃくちゃハマり役でした。俳優がやる声優には落胆を覚えること頻りの昨今、こんな素晴らしい人がいたとは…。

    アニメのラストは本当に素晴らしかったです。3巻ラストも、ここで完結でも良かったくらい美しい終わりでした。
    でも、もうちょっとだけ続くんですよ。

  • スケジューリングやマーケティングその他諸々も全部含めた映像「研」かあ~、金森氏の存在の大きさよ。
    仲間が増えた!またニッチな拘りを持ってる人だ

  • 金森氏の過去が語られたり
     音といふ重要なファクターが出たり。
     そして兎トーテムの人であった浅草氏は、自身のやることがなんであるかを知る。
     「サンキュー照代」 といふしょーもないレトリックに、1993年生まれかと作者の年齢を疑ってしまふ。

  • 音響と生徒会長(書記)とメンツも増えつつ、世界の展開も充実しててうれしい。
    とは言いつつ、なんか良いところに行きすぎてる感じもあるけど、
    まあそういうマンガでは無いのか、な。
    そういうの求めてないし。たぶん。
    いや、展開が変わっても掌を返すかもしれんが。

  • 映像研に仲間が増えた!その名は百目鬼!浅草は新たに新しい映像を創造。音が加わる!はじけろ映像研!金森の過去や浅草と金森の出会いも収録。次巻は今冬。楽しみ!

  • 仲間が増えてよりマニアックに。作者が描きたいこと描いてる!って感じ。

  • 音響部と業務提携でいいのかな、と結んで着々と学校内の存在感を増していると思われる映像研。「〜には手を出すな」というタイトルから、『コータローまかりとおる!』の極端流のような存在かと想像していたのですが、有川ひろの『キケン』のような感じですかね。ルールに縛られない自由人の極端流でなく、ルールの範囲からはみ出たグレーゾーンに存在しているキケンや映像研といった感じでしょうか。
    金森さんは、忖度で自分の行動を狭められることを嫌うので、生徒会長みたいな人からすると「手を出すな」なんでしょう。書記とは立ち位置が違うだけで同じ属性です。面白いよね、この2人。ルールを作る側で変革していこうとする人と、アングラから変えていこうとする人、みたいなね。
    ドラマは「手を出すな」が極端流のような感じでしたね。反権力という意味合いだと思いました。

    道路が水路になってしまった水没都市とか、なんという癖に突き刺さる存在を生み出してくれるのか。そもそも芝浜高校自体が、水上都市の魅力を存分に発揮しているのに、その一区画でこんなことになっているなんてたまらん。
    水路の探検というのは、全くもって魅力しかない。トンネルや暗渠だと怖さが先に立ってしまう面もあるのですが、封がされていないけども、行き先がわからない水路はもう興奮しかないんですよ。
    わかるかなぁ。

  • 実写ノベライズ版から入った奇特なファンです。なるほど、百目鬼さんはここで登場なんですね。

  • イベント参加。音源もそろって本格化してきた。

著者プロフィール

漫画家。1993年、神奈川県生まれ。2016年、「映像研には手を出すな!」でデビュー。2020年にはシリーズ累計100万部を突破。その後、アニメ化・実写ドラマ化もされた。自宅の庭のビオトープづくりを熱心におこなっている。

「2023年 『自宅で湿地帯ビオトープ!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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