きつねのよめいり (1) (小学館文庫 よA 9)

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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091910097

感想・レビュー・書評

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  • デビュー作の『ちょっと不思議な下宿人』などショートストーリーを13作集めたもの。

    昔の漫画家さんって、少ないページでしっかりと物語を紡げる人が多いよね。

    だから、長編になっても飽きさせずに小さなヤマをつくりながら、大きな流れで話を進められるのかな…。

    いろいろと時代を感じた物語でもありました。
    学園闘争とか、我が家の女性陣も知らない時代だもんな~(笑)

  • 「櫻の園」とか「BANANA FISH」のイメージだったけど、初期はこんな可愛い絵柄だったんですなー。
    話もとても少女漫画っぽくてかわいらしい。

    でもいくつかある擬人化話の中でよりによってゴキの擬人化をする辺りが、この人らしいっちゃらしいんだろうか…?
    五木、いいなあ。

    毛虫にしても日本オオカミにしてもゴキブリにしても、単なる擬人化にひとひねりあるのが好き。
    女郎蜘蛛と蜩蝉(ヒグラシゼミ)はすごくいいキャラなんで他の作品にも出てこないでしょうか。こないかな。

  • ほんわか。

    恋愛モノにおける男性主人公がかなり好み、とはBANANA FISH以来、思っていたのだけれど、
    男性キャラに限らす、吉田秋生のギャグっぽい絵が大和和紀に似ているから、この人のは安心して読めるんだ、ということに気付いた。

    大和和紀の『はいからさんが通る』は古典(むしろ聖典)ですから。

    短編集で、まぁなんてことはなくかわゆい。

  • 家。短編集。少し前の青春。

著者プロフィール

同姓同名あり。

1. 吉田秋生 (よしだ あきみ)
1956年、東京都渋谷区生まれの女性漫画家。武蔵野美術大学卒業。1977年「ちょっと不思議な下宿人」でデビュー。1983年、「河よりも長くゆるやかに」及び「吉祥天女」で第29回小学館漫画賞を、2001年に「YASHA-夜叉-」で第47回小学館漫画賞をそれぞれ受賞。その他代表作に、「BANANA FISH」。
代表作のメディア化が多く、「吉祥天女」は2006年TVドラマ化、2007年に映画化された。「海街diary」は2015年に映画化されている。2018年には「BANANA FISH」がTVアニメ化された。

2.吉田 秋生(よしだ あきお)
1951年生まれのテレビドラマ演出家。学習院大学法学部卒業。

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