3 (8) (小学館文庫)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091911483

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  • 【友人から拝借】

    ケイの影でありもう一つのダイヤだったウズイの死。 惣領さんはケイが心を許せる数少ない大切な人たちを取り上げてしまう。 ケイは音楽を畏怖し、それでも音楽から離れては生きていけない人間で、それは理乃も同じで。
    一緒に居るだけで楽しくて、でも傷付け合わずにいられなかった2人は、みていて本当に辛かった。 何度も離れて「もう楽になればいいじゃない」と思っても、満たされる事を知っている器はお互いを求めあってしまうのが切なかった。
    月日を経て変わることが良い事もある。 ケイと理乃は、長い年月をかけて自分と相手が最良の形で結び付いたんだと思う。

    読んでいてすべてを納得できた訳じゃないけれど、一つの時代を築いた作品としての読み応えは十分だった。

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