- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091912565
感想・レビュー・書評
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キラはグリンジャとアシジンのどっちを選ぶのだろうと心配していたら、まさかの三角関係のまま終了。でも3人でいるのが平和なら、これはこれでハッピーエンドなのか。影の主役はメイヤードだったと思うのですが、スタイリッシュで新しいタイプの悪役ですね。再生する惑星のイメージは「スターレッド」のエルグと重なりました。
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終わり方もよかった。これ、「百億の昼と千億の夜」に通じる終わり方かも。でも、「百億…」は原作者が光瀬龍だけど。
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ファンタジー?
SF?
この発想力はどこから来るんだろう。
マージナルそのもののマルグレーヴ。
死ぬ直前も死んだ跡も泣けた。 -
シリーズ最終巻。
キラの身柄をとり返そうとするメイヤードは、エスパーであるセンザイ師を招き、キラたちに対する攻勢をかけてきます。一方グリンジャたちは、シティに混乱をもたらそうとするマーゴたちと行動をともにして、メイヤードを中心とするセンターに戦いをいどみます。
グリンジャとアシジン、キラの三人の関係を軸に、壮大なSF的世界観が緻密にとりまとめられており、テーマ的にかさなるところのある『スター・レッド』よりも完成度の高さを感じました。 -
・壮大な世界感なのに設定が現実的で説得力がある
・美しい描写
・流れが自然で読んでいて突っかかるものがない
・メッセージ性が強い、現実に訴えかけてくるものがある
萩尾望都先生の作品全て素晴らしいですが、読み終えた後の余韻が特に残ります。
もう一周する事で話の構造が見えてくると思います。
グリンジャ、アシジンのキラへの愛情が尊い!
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壮大なストーリーでした。今ではよく知られているディストピア設定ですが引き込み感があった、面白かった。1巻の数ページを読んで購入することを決めたのは自分でも最良だと思った。
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概念になる、キラ
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メイヤードとナースタースの切なさといったら
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どんな世界なんだろう。「もしも〇〇だったら」の仮定の先にある想像がSFだという気がする。その世界は、想像であるというのに、作者の生きている現実の世界を色濃く映し出すような、そんな作品だった。
この作品はやっぱりメイヤードでしょう。