バルバラ異界 (3) (小学館文庫 はA 43)

著者 :
  • 小学館
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091913395

感想・レビュー・書評

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  • 読み終えて、ただただせつない!のひと言。
    他に言う言葉がないという感じです。
    ラストに向けて謎がどんどん解決されていく訳ですが、分かっていくのに解きほぐれる感じでなく・・・。
    複雑だ・・・と思いました。
    世の中が複雑なように、物語の世界も昔に比べてどんどん複雑になっている。
    最後の作者の言葉は、今正に未来に向かって生きている子供たちに、そしてその生きる環境を作り出している今の大人に対する言葉だと思いました。
    今現実に生きている子供たちが未来に夢見ていられるような世の中だろうか。
    今は。
    そんな風にふと思うラストでした。

  • 記憶の更新のシーンが素晴らしい。

著者プロフィール

漫画家。1976年『ポーの一族』『11人いる!』で小学館漫画賞、2006年『バルバラ異界』で日本SF大賞、2012年に少女漫画家として初の紫綬褒章、2017年朝日賞など受賞歴多数。

「2022年 『百億の昼と千億の夜 完全版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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