グールドを聴きながら (小学館文庫)

著者 :
  • 小学館
3.65
  • (14)
  • (13)
  • (34)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 158
感想 : 10
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091915375

作品紹介・あらすじ

真央子(まおこ)が高校生活の一番最初に心揺らいだのは、とびきりの美少女・立花(りつか)だった──。思春期のときめきと切なさを描いた珠玉作品集。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 何年ぶりかの再読。心の奥深くにとどいてくるような味わい深さ。何度読んでも。

  • もやもやするのに残る。忘れられない作品。

  • 「オレが1番好きなピアニストなんだ」と、 木村拓哉が広末涼子にプレゼントしたCDがグレングールド演奏のバッハ、ゴールドベルク変奏曲。 もちろんドラマ内でのお話。かの大ヒットドラマ「ロングバケーション」で使用され、木村拓哉が 役作りの参考にしたのがグールドのCDでした。当時、クラシックに全く興味のない 女子高生でさえグールドのCDを買ったものです。このマンガもその頃、雑誌に掲載され 主人公のごく普通の平凡な女子高生も憧れの級友の影響でグールドのCDを買い グールドの音楽と級友に夢中になっていきます。そんな思春期のせつない心理を描いた作品です。 「うちにおいで、君のために弾いてあげるよ」というグールドの有名な言葉を、私は この作品で初めて知りました。この作品を読んでいると無謀にも「いつかは ゴールドベルク変奏曲を弾いてみたい!」などという気持ちになってきます。

  • 夜、母に渡され、寝る前に読む。なんとなく予想はしてたけど、寝る前に読むには重い内容。あんまり好きじゃなかったかな。DRY ICEはすきだった。なんでだ。

  • 好きだね私も。こりない。

    『ドライアイス』と『誰もいない野原で』が好きだな。

    『グールドを聴きながら』は、あんまりにもあんまりだ。義父と娘(美少女)とか。
    『haRmony』『種―シード―』も、既視感あり。それ以上じゃない。

    『栗林かなえの犯罪』は、好きは好き。
    いくつかの設定はありきたりだけれども、いくつかの組み合わせは新しい。
    『プライベート・ウィルス』も。

    新しさだけ求めて読むだけなら、それだけだしすぐに飽きるけどもね。
    飽きながら手に取るけど、それは「懲りない」だけの話だとも思う。

  • 表題作の主人公とその友人の関係に、レズ的なニオイを感じたのは私だけかなあ?

  • 私はグールドを知らなかったのですが
    少女時代のこの気持ちは
    理解できるのです

  • 吉野作品。誰かに似ている・・・思い出せないけど。

全10件中 1 - 10件を表示

吉野朔実の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×