残酷な神が支配する (7) (コミック文庫(女性))

  • 小学館 (2005年1月15日発売)
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Amazon.co.jp ・マンガ (328ページ) / ISBN・EAN: 9784091916174

作品紹介・あらすじ

更正を約束し、ハムステッドでイアンとの新生活を始めたジェルミ。しかしそれは、ドラッグと売春に溺れる生活に戻りそうになる危うい日々であった。イアンとジェルミ、迷走する二人の感情は新たな苦悩を生んでゆく…。

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

心理描写が深く、登場人物たちの複雑な感情が織りなす物語が展開されます。主人公ジェルミは新たな生活を始めるものの、過去の闇から逃れられず、義兄イアンとの関係も一進一退の状態に。二人の間には愛と苦悩が交錯...

感想・レビュー・書評

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  • 再読

  • これがBLなのかどうかはわからない。
    イアンやジェルミ、ナディアの心理描写はすごいの一言しかない。
    ジェルミの闇を作ったのはグレッグで、そのジェルミの闇にイアンが飲み込まれてく様とか。
    でも、まだ辛い部分も多い。

  • イアンとジェルミの関係は一進一退。といっても、三歩進んで二歩下がるどころか、一歩進んで二歩さがるくらい・・・結果マイナス なんじゃないか?(苦笑)

  • 恋に溺れるナディア

  • 後半突入
    これから立ち直っていくストーリーかと思えば、まだまだ混迷状態
    しかも、主人公と義兄が肉体関係に・・・
    予想外の展開です

  • ジェルミの闇と悲しみに急激に魅かれ、愛していたはずのナディアに別れを告げるイアン。
    それまで聖母のようだったナディアは、混乱のあまり、嫉妬深い、粘着質の性格が出てきます。

    ジェルミの気分転換のために、ナディアとマージョリー、イアンとジェルミの4人で自転車旅行をする彼ら。

    混沌とした登場人物の心理と間柄。自分を見失いそうになる人物たち。
    誰もが、自分の心を支えるのにいっぱいいっぱいで、人の気持ちを慮る余裕を失ってしまい、時に自分を止められなくなっています。

    諸悪の根源グレッグが亡くなった後も、いまだ彼の影に苦しめられる人々のつらさ。
    誰もが途方に暮れ、なすすべもなく苦しんでいます。

  •  母が再婚した男から性的虐待を受ける主人公。そして、その義理の兄。結局は主人公だけでなく、兄を含めた二人の成長の物語だったように思う。が、考えさせられる。もーさまの作品はいつもそうだ。読んだ時にもそれなりに受け止めているんだけど、時間がたってふいに自分の中に流れ込んでくるように「意味」がわかる。
     なので、これもきっと10年ぐらい(<おい)して、ある朝ふいに「あああ」って思うのだろう。
     解説の中で「トーマの心臓」になぞらえてるものがあった。それも複数。でも私は「訪問者」を考えていた。雪の上をたどって神様が罰を与えにくる。そのモチーフが頭の中をぐるぐるしていた。
     罪、罰、犠牲、人はどうして、そんなものを必要としてしまうのだろうか?
     そして物語は、真のカタルシスもなく終る。そして、そのことこそが萩尾望都の言わんとするところを示しているのではないだろうか。つまり、痛みは消え失せることはないから、人はそれを抱えて生きていかなければならないと。
     萩尾望都が読める今、生きててよかった。

  • 聖母のように描かれていたナディアがこうも嫉妬に狂う女になるのか…でも仕方ない。仕方ないよ。イアンどうしかしろよ、と思うけど彼がこういうやり方で精一杯なのも仕方ない。
    グレッグのせいで、愛情を性交に結びつけるという回路を破壊してしまったジェルミと、性交で愛情表現をしてきたふつーの男・イアン。愛と性が入り乱れる。愛と憎が交錯する。

  • 読んだ日:2005/04/03
    買った日:2005/04/03
    買った所:文教堂書店 新城店
    値  段:\\610

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著者プロフィール

漫画家。1976年『ポーの一族』『11人いる!』で小学館漫画賞、2006年『バルバラ異界』で日本SF大賞、2012年に少女漫画家として初の紫綬褒章、2017年朝日賞など受賞歴多数。

「2022年 『百億の昼と千億の夜 完全版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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