- Amazon.co.jp ・マンガ (322ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091917577
作品紹介・あらすじ
ラムセスに拉致されたユーリを追うカイル!
ユーリとカイルが治めるヒッタイトを夢見たウルスラ。
彼女が皇帝暗殺犯の身代わりとして処刑台に登ったころ、ラムセスに拉致されたユーリはエジプトへと向かっていた。
怒りに我を忘れ、皇太子としての立場すら投げ打って二人を追うカイル。
辺境の村でユーリは救出され、ウルスラの犠牲によって内乱の危機は回避される。
だが、権力のために失われたものの大きさと、皇帝となったカイルとの心の距離に苦しむユーリは、カイルへの想いを封印しイシュタルとして仕えることを決意する。
感想・レビュー・書評
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国を作るのに犠牲がどうしても出てしまう。犠牲はあってはいけない。犠牲がなく何もかも上手く物事が進めばいいのに…。現実でも、戦争で犠牲になっている多くの人々を思わずにはいられない。
ウルスラの事は本当に悲しい。でも、立派だ。ウルスラがユーリ達に託した未来を実現してほしい。
7巻で一段落した感じだ。でもここからまたカイル皇子、ユーリには困難が待ち受けてると思う。がんばれ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
はいはい、ラムセスもユーリに夢中。
王道ですね〜。
ユーリはカイル一筋かと思いきや
人として好きなことと
王として信奉することは違うようで。 -
やはりこの巻はウルスラの処刑台への一連の話が胸を打つ。
リアルタイムで読んでいた頃も、この話は何とも言えない感情に苛まれた。
初登場時は読者へ嫌われる形で登場したウルスラ。
そんな彼女がユーリに導かれ、ここまで来た事は初めて見た時に予想できた読者は皆無だと思う。
ウルスラの一件により、ユーリとカイルの間にも溝が生まれ、日本に帰る事を固く決意するユーリ。
いよいよクライマックスに向けて進んでいる感がする一冊。 -
キャラ、好きすぎる。
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【レンタル】相変わらず展開が単調でめまぐるしい。……けど読んでしまう不思議。ユーリの甘さに少し辟易しつつ、でも芯の強さに感心してしまう。帰る直前で別行動はお決まりですねわかります。