ポーの一族 文庫版 コミック 全3巻完結セット (小学館文庫)

著者 :
  • 小学館 (2011年3月1日発売)
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感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・マンガ
  • / ISBN・EAN: 9784091919113

感想・レビュー・書評

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  • 「名作!」と言われていたのですが
    実は読んだことがなくて今回初めて読みました

    「名作!」です

    ある理由から14歳でバンパネラになったエドガー
    妹のメリーベル
    そしてその後バンパネラになったアラン

    死というタイムリミットがあるからこそ
    人は限りある人生を精一杯生きようとする

    永遠に生きることで知る孤独と悲しみ…
    そして人々の愚かさや温かさなど…

    あとがきで宮部みゆきさんが書かれていた
    「死の存在しないところに生はあるのか」という
    問いかけが深くしみる~

    あと、「インタビュー・ウィズヴァインパイア」って
    絶対にこの作品読んでから書いてるよね~って思った!!

  • 互いに寄り添わずには生きていけない、孤独に包まれた一族の物語。
    悲しい依存関係があまりに美しく、読んでいて心を揺さぶられました。
    人間には永遠なんて無いけれど、彼等は永遠に寄り添って生きるんだろうな。

  • はじめて読んだ時、
    「エドガーが迎えに来てくれないかな」と
    夜、何度か窓を開けたことがある。

  • 最後の話でエドガーが女装して車を沈めるシーンが一番好き.

  • 日本少女漫画界におけるヴァンパイアものの元祖。
    さまよい続ける吸血鬼の苦しみもさることながら、
    彼らを追い求め、擦れ違い、
    また、置き去りにされて年老いていく、
    普通の人間の悲哀にも胸を締め付けられる。

著者プロフィール

漫画家。1976年『ポーの一族』『11人いる!』で小学館漫画賞、2006年『バルバラ異界』で日本SF大賞、2012年に少女漫画家として初の紫綬褒章、2017年朝日賞など受賞歴多数。

「2022年 『百億の昼と千億の夜 完全版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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