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- / ISBN・EAN: 9784091919113
感想・レビュー・書評
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「名作!」と言われていたのですが
実は読んだことがなくて今回初めて読みました
「名作!」です
ある理由から14歳でバンパネラになったエドガー
妹のメリーベル
そしてその後バンパネラになったアラン
死というタイムリミットがあるからこそ
人は限りある人生を精一杯生きようとする
永遠に生きることで知る孤独と悲しみ…
そして人々の愚かさや温かさなど…
あとがきで宮部みゆきさんが書かれていた
「死の存在しないところに生はあるのか」という
問いかけが深くしみる~
あと、「インタビュー・ウィズヴァインパイア」って
絶対にこの作品読んでから書いてるよね~って思った!!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
互いに寄り添わずには生きていけない、孤独に包まれた一族の物語。
悲しい依存関係があまりに美しく、読んでいて心を揺さぶられました。
人間には永遠なんて無いけれど、彼等は永遠に寄り添って生きるんだろうな。 -
はじめて読んだ時、
「エドガーが迎えに来てくれないかな」と
夜、何度か窓を開けたことがある。 -
日本少女漫画界におけるヴァンパイアものの元祖。
さまよい続ける吸血鬼の苦しみもさることながら、
彼らを追い求め、擦れ違い、
また、置き去りにされて年老いていく、
普通の人間の悲哀にも胸を締め付けられる。