MW (2) (小学館文庫)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 865
レビュー : 76
  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091920058

作品紹介・あらすじ

互いに惹かれ合う男たちの、毒ガス「MW」をめぐる明日なき闘い!

▼第1話/協力者▼第2話/邂逅▼第3話/標的[ターゲット]▼第4話/封じこめ▼第5話/アラベスク▼第6話/倒錯▼第7話/エピソード▼第8話/仮面の訪問▼第9話/R基地に悪魔がきた▼第10話/人質▼第11話/破滅への出発▼第12話/最後の賭●登場人物/結城美知夫(関都銀行新宿支店勤務・男女の区別ない変装と明晰な頭脳を駆使し、毒ガス「MW」を世界にばらまこうと画策する)、賀来(神父・結城とはホモセクシュアルな仲であり、彼への愛と自分の信仰との板挟みになって苦悩する)。 ●あらすじ/16年前の「MW」事件を告白しようと、日本新聞社を訪ねた賀来。彼はそこで社会部記者の青畑に会い、一部始終をぶちまける。青畑は賀来に協力を約束し、沖ノ真船島で調査を行なった結果、「MW」は現在東京近くの駐留軍基地にあることを突き止める。それを知って愕然とする賀来だったが、そこに「結城が倒れた」との知らせが入り、彼は教会を飛び出して結城の勤める銀行へ向かう(第1話)。▼結城は薬物中毒のような症状、すなわち「MW」の後遺症で倒れていた。結城は救急車で病院に運ばれ、賀来は病室の外で結城の容体を気遣うが、そこに政治家・中田英覚の娘が現われる。彼女は何と、すでに結城と婚約していたのだ。さらに、結城のマンションで暮らす谷口澄子も現われその場は大混乱に陥る。そのころ、「MW」の記事の草案を書き上げた青畑は賀来のもとに向かうが、その途中で見知らぬ男たちに襲われる(第2話)。 ●本巻の特徴/第2巻では、「MW」の黒幕である中田英覚を着々と追い詰める結城と、結城への愛情を断ち切り、結城の前に立ちはだかる賀来、そして衝撃の結末が描かれている。 ●その他の登場キャラクター/青畑記者(第1、2、4話)谷口澄子(第1、3、4、5、13話)、目黒検事(第1、4、8、9、10、11、12、13話)、中田英覚(第2、3、4、5、6、8、9、11、13話)、中田英覚の娘(第1、5、6、8話)

感想・レビュー・書評

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  • ああ、こういう終わりか!なるほどーー!

  • 久しぶりに読んだ。大人になったせいかいまいち。子供の頃に戻りたい。
    突然兄が出てくる設定に昭和を感じた。もう繰り返しは読まないと思う。

  • 15年前に僻地の離島で行われたベトナム戦争用(?)のMWという毒ガス実験に巻き込まれた美少年とゲイの神父の話。美少年(美青年)が毒ガスのせいで人間性をなくしていて、自分の美貌を利用して復讐のため(?)に悪逆非道の限りをつくしている。ゲイの神父は美少年に最初に手を出しているから自業自得なんだけど、美少年が酷い犯罪を犯していても迫られると逆らえない。でも神父なので苦悩が深い。萌え。この美少年、男も利用するけど自分を好きになる女の人も利用価値がなくなった瞬間容赦なく殺して屍体をひどい捨て方をする。その際に殺した女に化けるのがいい。(萌え)

  • どっかのレビューで読んだ通り、1巻に比べて大分急いで書き終えた感のある2巻。もうちょっと話の流れがゆっくりだったら、よりどっぷりMWの世界観に嵌まれていいのになぁ。
    映画の話を1巻の感想にもちょこっと書いたけど、ラストのシーンは映画もほとんど一緒だった。結城生きてるぜEnd。まぁ、原作と比べると映画はだいぶナチュラルに描かれていて、そのせいで結城の狂気さが中途半端になって、結城がなぜここまでMWに執着するのかがいまいちよくわからない感じがしたけど、原作を読んで、結城は賀来以外の人間を人間とは思ってないのがよくわかった。このくらいグサッとくるものが映像にできたらいいのにねぇ。
    MWは同性愛の話と言われてるし、結城と賀来のセックスシーンも沢山あるけど、これは同性愛というくくりに入れていいものなのか?疑問です。

  • いつもえ、これで終わり?と思ってインターネットで続きがないか調べちゃうんだけど、続きはない 手塚治虫の漫画はなんか考察とかできない、ただただおもしろい

  • 前半の上司に対するエグい悪事の方が悪党度は高いように思われる。
    大風呂敷になりそうな話をまとめた巨匠の手腕はお見事。

  • 2016.2.19 読了

  • どんどん残虐さや悪意が表に出てきて、どう終わるんだこれは…と思いながら読み進めていきました。決して後味が良いとは言えないけれど、それもこの作品の魅力の一つだと思います。

  • いつか規制されてしまうんじゃないかと思う作品。

    だけどこれを手塚治虫がその時代に
    描いてたってことに毎回驚くんだよね。

    最後まですっきりしないけど
    一番最後の一コマは想像できちゃったかな。

    実写映画化もされてるはずだから、
    まさかこんなに重たいテーマとは知らず読み始めた…。

    でも映画版では主人公が同性愛であることなどは一切描かれていないらしい。

    一体どこを切り取って映画にしたのだろうか、笑


    気になるような、
    落胆しそうだから観たくないような。

  • 「このぼくをあわれんでくれ。地獄へ何度落ちてもあきたらない ぼくだ」
    数々のトラウマを植えつけられた一冊。きっと何度も読み返す度にトラウマを増やしてしまうのだろう。

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著者プロフィール

手塚治虫(てづか おさむ)
1928年11月3日 - 1989年2月9日
大阪府生まれ、兵庫県宝塚市出身の漫画家、アニメーター、アニメーション監督。その功績から、「漫画の神様」とも評された。1946年デビュー以後、漫画を表現とストーリーでもって魅力的な媒体に仕立てる。『ジャングル大帝』『鉄腕アトム』『リボンの騎士』『火の鳥』『どろろ』『ブラック・ジャック』『アドルフに告ぐ』など、世に知られる多くの代表作があり、アニメ化・実写化された作品も数知れない。

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