人間交差点(ヒューマンスクランブル) (4) (小学館文庫 ひA 4)
- 小学館 (1994年11月17日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091920140
作品紹介・あらすじ
愛と憎しみ、喜びと哀しみが織りなす無限の人間ドラマを描く珠玉の名作
▼第1話/動機▼第2話/掌の影▼第3話/腐敗(前編)▼第3話/腐敗(後編)▼第4話/空白の走行▼第5話/砂時計▼第6話/顔のない群れ(前編)▼第6話/顔のない群れ(後編)▼第7話/踏切り▼第8話/紺碧の宴 ●あらすじ/台風がくると発生する女子大生連続殺人事件。その捜査にあたっていた片山刑事は、ある週刊誌の連載記事に載った大学と、殺された女子大生の通う大学が一致していることに気づく。そして、次の台風がやってきた日、片山をはじめとする捜査員は、次の標的となる女子大学周辺に張り込み、犯人を待つのだった(第1話)。▼北国の町で、銀行の支店長と女性行員の心中事件が起きた。だが、検事の森脇は、心中ではなく、銀行の贈収賄に関連した他殺と判断。自ら調査に乗り出すが、その途端、彼は命を狙われる(第3話)。▼銀行の幹部を全員、贈賄容疑で逮捕した森脇。だが本当の目的は、支店長らを殺害した犯人を、この拘留期間に見つけるための別件逮捕だった。しかし逮捕者全員に、事件当日のアリバイがあることが判明。捜査は手詰まりとなったかに見えた。森脇はそこで、自分を轢き殺そうとした犯人を、車のナンバ-からわりだし、逮捕する。だがその人物は、彼の恩師だった。そして恩師の口から、事件の全貌も明らかにされる(第4話)。
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
相変わらず、突発的に人を殺めてしまう話が多いな~
それぐらいの人生でないと物語が作りにくいってことではないだろうけど・・・
平々凡々と暮らしている自分には、理解できないことが多い。
お気に入りは、戸籍のないノブちゃんの話「顔のない群れ」 -
網走などを舞台とした作品です。