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- Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091920171
作品紹介・あらすじ
愛と憎しみ、喜びと哀しみが織りなす無限の人間ドラマを描く珠玉の名作
▼第1話/行方▼第2話/風の消えた街▼第3話/海峡▼第4話/川面▼第5話/蒼き果てにて▼第6話/冬の遊園地▼第7話/煙▼第8話/摩天楼▼第9話/置き去り▼第10話/恩讐▼第11話/輝きの中で ●あらすじ/終戦の混乱期に、サハリンで娘・ユリと生き別れた岡田。それから37年の歳月を経て、岡田は自分の娘らしき人物が写った一枚の写真を目にする。彼は娘が生きていることを確信し、矢も立てもたまらず、サハリンへと渡る(第3話)。▼昼は、会計事務所で働き、夜は大学に通う千代子には恋人がいる。彼の名は尚一。同じ大学に通う学生で、昼間は不動産会社に勤務している。だがある日、千代子のもとに、突然警察官が訪れた。尚一が、客から預かった金を持って逃げたというのだ(第5話)。▼可奈は、これから売り出し予定の新進デザイナ-。広告代理店の後押しも得て、念願だった新宿の摩天楼を見渡す部屋に自分のオフィスを構えることもできた。だが、これから売り出そうというその時、可奈は突然病に倒れてしまう(第8話)。
感想・レビュー・書評
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自分のせいで、人生をダメにしてしまうような物語でも、最後には救いは必ずある。
今巻は、じんわりと心に浸みてくる話が多かった。
読んだあとに、すごく前向きな気持ちになれた。
お気に入りは、「海峡」、「冬の遊園地」。
離れていても親子の血のつながりって大だと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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