カムイ伝 (13) (小学館文庫 しB 13)

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  • Amazon.co.jp ・本 (396ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091920430

作品紹介・あらすじ

江戸時代の厳しい差別社会の中で、自由を求めて戦う人々を描いた大作!

▼第1章/山盗り(2)▼第2章/陣屋▼第3章/共鳴り▼第4章/見分▼第5章/突破クズシ▼第6章/朝露 ●主な登場人物/カムイ(厳しく差別される身分から自由を求めて脱出し、忍びと化した天才忍者だが、現在は忍びの世界から抜け出すべく逃亡中)、正助(優れた知能で社会を改革しようとする農民) ●あらすじ/幕府の取り計らいによって藩の主な責任者がすべて処分され、領地も幕府の天領となってしまった日置の地。混乱の残るこの地に、新代官としてやってきたのはあの笹一角であった。しかし、彼の実体は日置藩の元次席家老の遺児・草加竜之進であり、ある事情から一角の名を名乗っているのだった。彼は、社会改革を目指す農民たちのリーダー・正助と協力し、領内再建に努力する。その結果、領内には豊かさと平穏が取り戻された。しかし、身分制度廃止、新田開発などを前提とする再建の内容は、当時の封建社会の枠を大きくはみ出すものだった。あるとき竜之進のもとに、町人請け負い新田開発のための見分通達が幕府から出される。この通達に抗議すべく江戸へ向かった竜之進や正助らが留守となった虚をついて、突然、日置を訪れた幕府見分隊の一行に、全領内は騒然となる……。 ●その他の登場キャラクター/ナナ(カムイの姉)、苔丸/スダレ(夙谷の住人で、正助の協力者)、ゴン(花巻村の農民)、笹一角(本名は草加竜之進。目付けの陰謀で一門は断絶、その仇を果たした一角の死後、彼の名を名乗っている)、夢屋七兵衛(金の力で権力に対抗しようとする商人)、赤目(カムイの忍びの師匠。忍びの社会から抜け出し、夢屋の商売を助けている)、橘一馬(元目付けの息子)、玄蕃(元目付けの弟)、横目(夙谷の頭)、サエサ(横目の娘・くノ一)、水無月右近(剣に生きる浪人)

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