ミノタウロスの皿: 藤子・F・不二雄[異色短編集] 1 (1) (小学館文庫―藤子・F・不二雄〈異色短編集〉)

  • 小学館 (1995年7月15日発売)
4.10
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本棚登録 : 1167
レビュー : 147
  • Amazon.co.jp ・マンガ (291ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091920614

作品紹介・あらすじ

SF的手法を駆使して現代世相を痛烈に風刺した異色短編集!

▼第1話/オヤジ・ロック▼第2話/じじぬき▼第3話/自分会議▼第4話/間引き▼第5話/3万3千平米▼第6話/劇画・オバQ▼第7話/ドジ田ドジ郎の幸運▼第8話/T・Mは絶対に▼第9話/ミノタウロスの皿▼第10話/一千年後の再会▼第11話/ヒョンヒョロ▼第12話/わが子・スーパーマン▼第13話/コロリころげた木の根っ子▼エッセイ・北村想 ●登場人物/オレ(故障した宇宙船の乗組員。地球型の惑星に不時着する)。ミノア(“本年度ミノタウロスの皿”の栄誉に輝く少女)。(第9話) ●あらすじ/同居する息子夫婦と孫から、あからさまに邪険に扱われ、家での居場所もない老人の穴黒厳三は、そんな家族へのあてつけに雨の中、釣りに出かけてそのまま死んでしまう。やってきた天国で、亡き妻と再会した厳三だったが、「下界テレビ」で自分の通夜を見ているうちに家族のことが恋しくなり……(第2話)。▼乗っていた惑星間航行ロケットが故障し、生き残ったのはオレ1人。水、食料ともに底をついたが、救助艇がくるのは23日後だという。やっとの思いで不時着した地球型の惑星。そこには低い段階ながらも文明があり、ミノアというかわい子ちゃんとも出会うことができた。ところが、その文明というのが実は……(第9話)。▼遅筆で知られる小説家・大和のもとへ、原稿の催促にやってきた新米編集者の西村。外で偶然に出会った2人だったが、大和の家に着くなり、大和は妻を殴り飛ばした! 実は、大和は編集者の間でもうわさの家庭内暴君だったのだ。そして大和の妻は何もいわずに、それに耐えているのだったが……(第13話)。

感想・レビュー・書評

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  • 藤子・F・不二雄の短編集。

    各話とも、途中でオチが読めると面白さが半減してしまう印象。
    でも話の運び方やコマ割り、ラストの余韻の残し方はすごく上手い!
    そこを楽しみながら読みたい。

    そういう意味で、個人的には、トップバッターの「オヤジ・ロック」がかなり好き。
    「ヒョンヒョロ」と「コロリころげた木の根っ子」は、おお…って声出てしまいました。うまいな…

  • 表題作について。家畜と支配者の立場が逆転したらどうなるか、を残酷なまでにありありと描いている衝撃的な内容。と、いうより、"残酷"という定義すら揺るがしかねない、恐ろしいまでに真理に迫っている。

  • ネットでの評判が良かったので読んでみました。表題作も含めてどれもブラックユーモア溢れる傑作でした!タイムマシンネタが多いのは、ドラえもんと繋がりあるのかもと思いました。表題作…そう簡単に他者の価値観を変えることは出来ないですよね。個人的に最後に収録された「コロリころげた木の根っこ」を何度も読んでしまいます…(汗)

    収録作品一覧
    「オヤジ・ロック」「じじぬき」「自分会議」「間引き」「3万3千平米」「劇画・オバQ」「ドジ田ドジ郎の幸運」「T・Mは絶対に」「ミノタウロスの皿」「一千年後の再会」「ヒョンヒョロ」「わが子スーパーマン」「コロリころげた木の根っこ」(収録順)

  • 藤子・F・不二雄の、ちょっと変わった味わいの作品を集めた異色短編集。SF的手法と鋭い風刺精神を存分に発揮し、大胆かつ繊細な構成で不可思議世界を描き出す。「藤子美学の世界」に、どっぷりと浸かれる作品集!(Amazon紹介より)

  • 劇画オバQが切なくて泣いた。(オバQ読んだことないのに)
    最後、一人寂しく飛び去っていくQちゃんの後ろ姿が胸に痛い。

  • 「自分会議」「間引き」「ミノタウロスの皿」「コロリころげた木の根っ子」などすごい話が多い。

  • どれも印象深いけれど「間引き」「ミノタウロスの皿」は印象的です。

  • 短編集第一弾。

    未来を見据え、科学を考慮し。
    それでも尚ナンセンスに漫画に昇華している。
    どこかシュールでニヤリとする作品。

  • リリース:(由佳子さん)

  • うん。すごいわ。
    間引きと、ミノタウロスの皿が飛び抜けて好みかな。皮肉の天才といったところか。

    ただ全く関係ないんだが、後書きの不愉快さったらないね。

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