ミノタウロスの皿: 藤子・F・不二雄[異色短編集] 1 (1) (小学館文庫―藤子・F・不二雄〈異色短編集〉)

  • 小学館 (1995年7月15日発売)
4.10
  • (216)
  • (128)
  • (155)
  • (2)
  • (2)
本棚登録 : 1091
レビュー : 139
  • Amazon.co.jp ・マンガ (291ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091920614

作品紹介・あらすじ

SF的手法を駆使して現代世相を痛烈に風刺した異色短編集!

▼第1話/オヤジ・ロック▼第2話/じじぬき▼第3話/自分会議▼第4話/間引き▼第5話/3万3千平米▼第6話/劇画・オバQ▼第7話/ドジ田ドジ郎の幸運▼第8話/T・Mは絶対に▼第9話/ミノタウロスの皿▼第10話/一千年後の再会▼第11話/ヒョンヒョロ▼第12話/わが子・スーパーマン▼第13話/コロリころげた木の根っ子▼エッセイ・北村想 ●登場人物/オレ(故障した宇宙船の乗組員。地球型の惑星に不時着する)。ミノア(“本年度ミノタウロスの皿”の栄誉に輝く少女)。(第9話) ●あらすじ/同居する息子夫婦と孫から、あからさまに邪険に扱われ、家での居場所もない老人の穴黒厳三は、そんな家族へのあてつけに雨の中、釣りに出かけてそのまま死んでしまう。やってきた天国で、亡き妻と再会した厳三だったが、「下界テレビ」で自分の通夜を見ているうちに家族のことが恋しくなり……(第2話)。▼乗っていた惑星間航行ロケットが故障し、生き残ったのはオレ1人。水、食料ともに底をついたが、救助艇がくるのは23日後だという。やっとの思いで不時着した地球型の惑星。そこには低い段階ながらも文明があり、ミノアというかわい子ちゃんとも出会うことができた。ところが、その文明というのが実は……(第9話)。▼遅筆で知られる小説家・大和のもとへ、原稿の催促にやってきた新米編集者の西村。外で偶然に出会った2人だったが、大和の家に着くなり、大和は妻を殴り飛ばした! 実は、大和は編集者の間でもうわさの家庭内暴君だったのだ。そして大和の妻は何もいわずに、それに耐えているのだったが……(第13話)。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 表題作について。家畜と支配者の立場が逆転したらどうなるか、を残酷なまでにありありと描いている衝撃的な内容。と、いうより、"残酷"という定義すら揺るがしかねない、恐ろしいまでに真理に迫っている。

  • 個人的にはどれも甲乙つけがたいのだけど、某テレビ番組でも取り上げられていた『自分会議』『間引き』『ミノタウロスの皿』『コロリころげた木の根っ子』は特にショッキングで頭から離れない
    『劇画・オバQ』は、オバケのQ太郎を親しんでいた世代なら切ない気持ちになりそう
    『ヒョンヒョロ』に登場するウサギのような生物が怖い

  • ネットでの評判が良かったので読んでみました。表題作も含めてどれもブラックユーモア溢れる傑作でした!タイムマシンネタが多いのは、ドラえもんと繋がりあるのかもと思いました。表題作…そう簡単に他者の価値観を変えることは出来ないですよね。個人的に最後に収録された「コロリころげた木の根っこ」を何度も読んでしまいます…(汗)

    収録作品一覧
    「オヤジ・ロック」「じじぬき」「自分会議」「間引き」「3万3千平米」「劇画・オバQ」「ドジ田ドジ郎の幸運」「T・Mは絶対に」「ミノタウロスの皿」「一千年後の再会」「ヒョンヒョロ」「わが子スーパーマン」「コロリころげた木の根っこ」(収録順)

  • 劇画オバQが切なくて泣いた。(オバQ読んだことないのに)
    最後、一人寂しく飛び去っていくQちゃんの後ろ姿が胸に痛い。

  • 「自分会議」「間引き」「ミノタウロスの皿」「コロリころげた木の根っ子」などすごい話が多い。

  • 【借り物】藤子・F・不二雄先生のこういう話は面白いけど怖いですね。胸の中がざわざわする感じ。

  • どれも印象深いけれど「間引き」「ミノタウロスの皿」は印象的です。

  • 短編集第一弾。

    未来を見据え、科学を考慮し。
    それでも尚ナンセンスに漫画に昇華している。
    どこかシュールでニヤリとする作品。

  • リリース:(由佳子さん)

  • うん。すごいわ。
    間引きと、ミノタウロスの皿が飛び抜けて好みかな。皮肉の天才といったところか。

    ただ全く関係ないんだが、後書きの不愉快さったらないね。

全139件中 1 - 10件を表示

ミノタウロスの皿: 藤子・F・不二雄[異色短編集] 1 (1) (小学館文庫―藤子・F・不二雄〈異色短編集〉)のその他の作品

藤子・F・不二雄の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
魚喃 キリコ
吾妻 ひでお
有効な右矢印 無効な右矢印

ミノタウロスの皿: 藤子・F・不二雄[異色短編集] 1 (1) (小学館文庫―藤子・F・不二雄〈異色短編集〉)に関連するまとめ

ミノタウロスの皿: 藤子・F・不二雄[異色短編集] 1 (1) (小学館文庫―藤子・F・不二雄〈異色短編集〉)を本棚に登録しているひと

ツイートする