YAWARA! (3) (小学館文庫 うB 13)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 85
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091922830

作品紹介・あらすじ

▼第1話/公式戦デビュー!!▼第2話/花園君が試合出場!?▼第3話/気持ちは世田谷第12体育館▼第4話/じらさないでよ!!▼第5話/恋のライバル▼第6話/一瞬の決着▼第7話/花園クン、ガンバル!!▼第8話/勝利の涙▼第9話/進路指導▼第10話/大物来日!!▼第11話/大きな居候▼第12話/落ちる~!!▼第13話/世界の実力!!▼第14話/逃した獲物は…!!▼第15話/さよなら、ジョディ!!▼第16話/過密スケジュール▼第17話/EVERY THING OK!!▼第18話/素敵な家庭教師●登場人物/猪熊柔(柔道の天才的な才能を持つ女の子。高校3年生)、松田耕作(柔を追い続けるエブリースポーツ紙記者、柔に想いを寄せる)、猪熊滋悟郎(柔の祖父。過去に柔道全日本選手権を5連覇した)、本阿弥さやか(柔のライバル。本阿弥家の令嬢)、風祭進之介(さやかのコーチ。柔に想いを寄せている)●あらすじ/柔はデビュー初戦でその強さを見せつけるが、高校の柔道部の試合の方が気がかりでならない。その団体戦に、けがをしてしまった須藤に代わって、骨折の治り切っていない主将・花園が出ると言い出した(第1話)。▼柔と一戦交えたい一心で、猪熊家に居候を決め込んだ世界選手権の覇者・ジョディは柔を毎朝トレーニングに誘う。しかし受験が迫っている柔は、夜中には勉強、早朝から稽古では身が持たないとジョディをカナダに追い返そうとする。が、ジョディも深夜に日本語の勉強をしていたことを滋悟郎に聞かされた柔は、結局その熱意に打たれ試合をすることに(第12話)。▼猪熊家に忍び込んだ松田とカメラマン・鴨田はすぐに見つかってしまうが、記事にしない条件で試合に立ち会うことになる。ジョディと組み合った柔は、その強さに驚かされる。はじめて他人を強いと感じた柔は本気になる。果たして彼女の柔道は"世界"に通用するのか?(第13話)●本巻の特徴/柔は決勝で当たった本阿弥さやかも問題にせず、初の公式戦をオール一本勝ちで飾る。一方、団体戦でも、駆けつけた柔のアドバイスにより武蔵山高校柔道部が勝利を収め、柔は柔道部員たちの懸命さに打たれる。そしてジョディとの試合を通じて、柔道の楽しさに気づく柔。そして柔道を続ける決意を固めるが、一方で柔は受験も控えているのだった。●その他の登場キャラクター/祐天寺、須藤、藤堂、花園(第1話)柔の父(第7話)テレシコワ、ジョディ・ロックウェル(第10話)ジョデ

感想・レビュー・書評

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  • このあとどうなるのか全く覚えていないのだが、残念ながら3巻までしか買っていないのだった。浦沢作品はキンドルになっていない作品が多いので、残念だがここで諦めるしかないのだった。それにしてもこの文庫版の表紙カバーの絵の女性はコンピュータで合成したような顔をしている。

  • 【M】

  • 登場人物の絶妙な関係と個性の際立ちかたが、『YAWARA!』の物語を鬼の名作に仕上げているなあと、改めて読み返すにつれ思うわけです(全巻一気に読んだら読み応えあった…)。絵も綺麗☆

    松田さんの熱さ…。さやかの傲慢さ…。柔ちゃんと富士子さんの友情…(その横で展開する松田さんと花園くんの励まし合いもさりげに良い…)。あの名作『柔道部物語』の対極にありすぎる、お洒落な柔道物語と言えましょう。総じて、僕の最も好きな漫画の中の1冊です。

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著者プロフィール

1960年東京都生まれ。1982年、小学館新人コミック大賞入選。1983年、デビュー。代表作は、『パイナップルARMY』(原作・工藤かずや)『YAWARA!』『Happy!』『MONSTER』『20世紀少年』『PLUTO』。

「2012年 『BILLY BAT(8)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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