わたしは真悟 (1) (小学館文庫 うA 41)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 382
感想 : 40
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  • Amazon.co.jp ・本 (330ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091924315

作品紹介・あらすじ

PROGRAM1[誕生]▼第1話/ロボットは組み立てられた▼第2話/ロボットは着いた▼第3話/ロボットは動き始めた▼第4話/ロボットは少年と出会った▼第5話/工場にて▼第6話/ロボットと少年と少女と…▼第7話/ロボットを見学して…▼第8話/夜の工場▼第9話/位置ぎめ▼第10話/入力(インプット)PROGRAM2[学習]▼第1話/Name!?▼第2話/解体▼第3話/回路▼第4話/キリンとサル▼第5話/シアワセニナル
●登場人物/近藤さとる(父親の工場にやって来たロボット“モンロー”に興味を持つ小学6年生の男の子)、山本まりん(さとるの父親が勤める工場で、さとると偶然出会った少女。父親は外交官)
●あらすじ/父親から「うちの会社にロボットが入社する」と聞いたさとるは、ロボットに興味津々。次の日、学校で同級生にこのことを話すが、誰も相手にしてくれない。その頃、さとるの父親の工場にはロボットが届いていた。そのロボットとは……(第2話)。▼父親の工場のロボットは“モンロー”と名づけられた。父親から“モンロー”のことを聞くたびに、“モンロー”が見たくてたまらないさとる。ある日、さとるの学校で、工場見学することが決まった。見学の日を楽しみにするさとるは、かっこいいロボットを想像していたが……(第4話)。

感想・レビュー・書評

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  • 素晴らしい
    この巻の最後のロボットの答えに何故か涙が出た

    各話の扉絵が全部素晴らしい
    まりんがドキドキするくらいかわいい
    あんな美少女を描ける楳図先生すごい

  • 初めから考えられていたシンゴの語りや、各シーンのインパクト、魅力がすごい。そしてラストシーンも感動的。天才だ。。
    あまり言及されていないが、ゴジラSPとの共通点が多いのに驚いた。333ノテッペンカラトビウツレはまさにラストシーンに近かった。

  • 書き込みかたがえぐい!
    こんなの1982年にかきます!?

  • NHKラジオドラマの青春アドベンチャーで放送されたのがキッカケで知った作品。気になって仕方なかった。読んでみると全体的に悲しいストーリーだった。大人になるっていうのが作品の中のテーマとして存在しているけど、この悲しさもそういうことなのか?

  • 毎回の扉絵の美しさ。生みの親の為にメッセンジャーとして生きる、心を持つ機械。そして最後の最後に残った2文字の…。
    楳図かずおの漫画はかなり読みあさったが、個人的最高傑作だと思う。

  • 楳図先生に限ったことではないけど、この時代は全てが手書きですよね。書き込みの密度に驚く。各話に扉絵がついていますが、少年と少女が空虚な町やビルの隙間や異空間をただ疾走してる、そいうような絵でこれが圧倒的に印象深く美しい。カラーで見たかった。

  • あの時代にこの作品を作れるなんて凄い!!
    出会えて良かった。

  • 後半全然回収できてないけどそんなの気にならくなる程に強烈な真悟の想い!コンピュータが自我を持つなんて使い古されたテーマでここまで描けるのか。楳図先生凄い。

  • 全7巻。1980年代にコンピューターを題材に取り上げ、これを描いていたなんてすごすぎる。
    ストーリーもぶっ飛びすぎてすごい。自分には理解できなかったが。

  • 楳図かずおのもつ子供への畏敬、希望が結実した最高傑作だと思います。たくさんの楳図作品を読んでから、最後に読んで欲しい。

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著者プロフィール

楳図 かずお(うめず かずお)1936年和歌山県生まれ。55年に貸本漫画家としてデビュー、『週刊少年サンデー』などに作品を発表。ホラー漫画の第一人者。代表作に『漂流教室』『まことちゃん』『わたしは真悟』『14歳』など。ホラー、SF、ギャグ、時代劇まで幅広い。1995年以降、腱鞘炎という理由で漫画は休筆中。タレント活動を行い、2014年には長編ホラー映画『マザー』を初監督・脚本・出演。

「2022年 『こわい本11 猫』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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