史記 (1) (小学館文庫 よF 1)

著者 :
  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (424ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091925619

作品紹介・あらすじ

▼第1話/司馬遷▼第2話/名宰相・管仲▼第3話/驪姫の陰謀▼第4話/漂白の覇 者・文公▼第5話/復讐の鬼(前編)(後編)●主な登場人物/司馬遷(第1話)、 管仲(第2話)、驪姫(第3話)、文公〔耳子〕(第4話)、伍子胥(第5話)●あ らすじ/幼少時から天才の誉れ高かった司馬遷。その才能は誰もが認めるものであっ たが、漢の官僚となってからは、長く不遇の時代が続いた。しかも彼の才覚がようや く認められつつあった頃、その身に悲劇が起こる。武帝の逆鱗に触れ、男根を切り取 られるという屈辱的な刑罰"宮刑"に処せられてしまったのだ。だが"過去の歴史を 後世に残さなければならない"という、尊敬する父の遺志を継ぐべく、司馬遷は発 奮。武帝も刑は与えたものの、彼の才能を高く評価していたので、司馬遷のために 「中書令」という新しい役職を作る。司馬遷は、宮廷の書を自由に見ることのできる この役職をフルに利用し、歴史書の執筆に取り組み、約10年の歳月ののち、全130巻 にも及ぶ歴史書を書き上げた。彼が命を懸けて記した一大歴史書『史記』は、こうし て完成したのである…(第1話)。●本巻の特徴/中国、前漢の歴史家・司馬遷は、 波瀾の半生を経たのち、父・司馬談の遺志を継いで『史記』を完成させた。壮大な物 語は、この第1巻から始まる。「司馬遷」、「名宰相・管仲」ほか、全5話を収録。 ●その他の登場人物/司馬談、武帝、李陵(第1話)、鮑叔、桓公(第2話)、献公 (第3話)、恵公[夷吾](第4話)、平王、孫武(第5話)●本巻に登場する故事 成語・諺・歴史用語など/封禅の儀式、陰暦、宮刑(第1話)、管鮑の交わり(第2 話)、覇者(第4話)、日暮れて遠し、屍に鞭打つ(第5話)

感想・レビュー・書評

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  • 司馬遷の史記が、横山光輝さんにより漫画で描かれている。

    冒頭、司馬遷の理不尽で不遇な生涯のなかで、史記を書き上げたことが描かれていて、衝撃を受けた。しかし、それが二千年を経てなお読み継がれているのだから、司馬遷には敬意しかない。

    そして、史記の内容へ。
    権力者や、その周辺で私利私欲のために、邪魔と思える人は容赦なく殺す人たちに支配されていた世界。そうしたなかで、覇者その人はもちろん、いかに優秀な側近を持てるかが非常に重要だということを見せつけられた。

    先は長いが、続きを読んでみたい。

  • マンガのキングダム読んで読みたくなった。三国志から入った頃は、知っている人物がいなくて面白く感じなかったがキングダムから入ると飲み込みやすい。

  • 間違いない横山先生の歴史モノです!

  • めっちゃ面白い!!早く続き読みたい。

  • 歴史は繰り返さないが韻を踏む。
    これを漫画で壮大にまとめあげた横山光輝氏による傑作というのが第一巻で伝わる。
    繰り返し読みたくなる魅力が詰まっている。
    ただのファンかもしれないが。

  • 横山光輝「史記」1巻。
    司馬遷、管仲、晋の文公、伍子胥。

    復讐の鬼、伍子胥。彼を含めて呉越の争いは好きな物語です。呉王闔盧と夫差、越王勾践、孫子に西施。呉越の結末が語られるのは、2巻かな。

  • <目次>
    第1話 司馬遷
    第2話 名宰相・管仲
    第3話 驪姫の陰謀
    第4話 漂泊の覇者・文公
    第5話 復讐の鬼・前編
    第5話 復讐の鬼・後編


    2015.10.15 『学習漫画 中国の歴史』の書評を書いたら、毛利さんに横山の『史記』を薦められた。
    2015.11.06 読了

  • 縲悟昇鬥ャ驕キ縲阪?悟錐螳ー逶ク繝サ邂。莉イ縲阪?碁ゥェ蟋ォ縺ョ髯ー隰?縲阪?梧シよウ翫?隕????譁??縲阪?悟セゥ隶舌?鬯シ繝サ蜑咲キィ縲阪?悟セゥ隶舌?鬯シ繝サ蠕檎キィ縲阪?6遽??ゅ>縺、隱ュ繧薙〒繧ょ昇鬥ャ驕キ縺ョ蝓キ蠢オ縺ォ縺ッ諱舌l蜈・繧九?

  • 史記全巻を読み途中。
    横山光輝はさすが読ませる・・・
    ドンドン先に読んでしまう。

    ・・・けど、始皇帝のところがかなり端折られていて少し残念。
    (例で言うと『三国志』が10話くらいで終わりになっているくらいの感じ)
    それを差し引いても素晴らしい。

    歴史嫌いな人も子供にもお勧めしたい。

  • ▼第1話/司馬遷▼第2話/名宰相・管仲▼第3話/驪姫の陰謀▼第4話/漂白の覇 者・文公▼第5話/復讐の鬼(前編)(後編)

    ●主な登場人物/司馬遷(第1話)、 管仲(第2話)、驪姫(第3話)、文公〔耳子〕(第4話)、伍子胥(第5話)

    ●あ らすじ/幼少時から天才の誉れ高かった司馬遷。その才能は誰もが認めるものであっ たが、漢の官僚となってからは、長く不遇の時代が続いた。しかも彼の才覚がようや く認められつつあった頃、その身に悲劇が起こる。武帝の逆鱗に触れ、男根を切り取 られるという屈辱的な刑罰"宮刑"に処せられてしまったのだ。

    だが"過去の歴史を 後世に残さなければならない"という、尊敬する父の遺志を継ぐべく、司馬遷は発 奮。武帝も刑は与えたものの、彼の才能を高く評価していたので、司馬遷のために 「中書令」という新しい役職を作る。
    司馬遷は、宮廷の書を自由に見ることのできる この役職をフルに利用し、歴史書の執筆に取り組み、約10年の歳月ののち、全130巻 にも及ぶ歴史書を書き上げた。彼が命を懸けて記した一大歴史書『史記』は、こうし て完成したのである…(第1話)。

    ●本巻の特徴/中国、前漢の歴史家・司馬遷は、 波瀾の半生を経たのち、父・司馬談の遺志を継いで『史記』を完成させた。壮大な物 語は、この第1巻から始まる。「司馬遷」、「名宰相・管仲」ほか、全5話を収録。

    ●その他の登場人物/司馬談、武帝、李陵(第1話)、鮑叔、桓公(第2話)、献公 (第3話)、恵公[夷吾](第4話)、平王、孫武(第5話)

    ●本巻に登場する故事 成語・諺・歴史用語など/封禅の儀式、陰暦、宮刑(第1話)、管鮑の交わり(第2 話)、覇者(第4話)、日暮れて遠し、屍に鞭打つ(第5話)

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著者プロフィール

ロングセラー「三国志」をはじめ、「水滸伝」「項羽と劉邦」「殷周伝説」(いずれも小社刊)をはじめ、著書多数。

「2019年 『カジュアルワイド 三国志 6』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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