- Amazon.co.jp ・マンガ (329ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091925930
作品紹介・あらすじ
▼第9章/人類滅亡後の旅(10)~(18)▼最終章/ムシ(1)~(11) ●主な登場人物/アメリカ(ヤング・アメリカ大統領の息子。緑色の髪の毛を持つ。飛行機事故で死亡したが、遺伝子操作で復活する)、のばら(ローズのクローン)、岬タロウ(岬・日本総理大臣の息子)、チキン・ジョージ(バイオ鳥肉のササミ細胞から誕生した天才科学者。鶏の化け物のような姿をしていて、人類に激しい憎悪の念を抱いている)●あらすじ/“チラノザウルス号”から放り出されそうになったアメリカたち。なんとか入口を開き、中に戻ろうとするが、そこに怪物チキン・ジョージが立ちはだかる!! 復活を果たしたチキン・ジョージは、自分の袖をつかむアメリカの手を、無情にも振りほどいてしまう。絶体絶命のアメリカたちに、そのとき奇跡が…!!(第9章・14)●本巻の特徴/すでに地上の生命は絶滅し、残されたのは巨大ロケット“チラノザウルス号”に乗る子どもたちのみ。だが、新たに人類が居住できる星を探すという目的が達せないまま、子どもたちは、死を迎えると予言された“14歳”の誕生日を迎えてしまう!! 遙かな宇宙の彼方で、子どもたちが見たものは…? そしてチキン・ジョージの本当の想いとは…? 全ての謎が明らかになる完結集。●その他の登場人物/金鉄拳(優れた運動神経を持つ少年)、エリザベス(ゴーマン副大統領の孫娘)、カトリーヌ(ジュウル・フランス大統領の娘)、ドッペル(メカに詳しい少年)、ゴキンチ・ゴブリン・ゴキンパ(人類滅亡後の地球で知能を発達させたゴキブリたち)、バーバラ(元・科学調査機関の特別隊員だった女性)、チキン・ルーシー(チキン・ジョージの遺伝子組み替えにより知能を発達させた鶏)
感想・レビュー・書評
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これを読んだら安易に反知性主義批判などできない。場当たり的な移動に本質をみてしまう。動かなければはじまらない。表面的な一貫性などはなから気にもしていない自由を、かつてのおおらかさなどとくくり過去のものにしてはならないと痛感。知的操作が透けてみえる無茶苦茶がいかに凡庸か。妄執を情念を取り戻さなくては。
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1〜13巻完結。途中まではすごく面白かったけど、最後のほうはなんだかわからなくなったような。
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8巻以降は物語が加速して一気に読み進められました。主に性描写に気を取られていましたが、最終巻で後頭部を殴られた気分です。宇宙がどこから来たのか…圧倒的スケールで完結。3巻のクラインの壺は「不思議の国のアリス」がやりたいだけかと思っていましたが、13巻は超弦理論の件なんですよね…?「正解するカド」のように子どもたちが瞬時に理解するラスト2Pは大興奮でめまいがしました。90〜95年の連載なんて楳図先生は完璧にイカれている…
大統領➝船長➝キャプテン いつの間にか「キャプテン・アメリカ」へ誘導されていたところも、何もかも術中にはまっていたw -
途中まではそれなりに面白かったんだけど最後がちょっと・・・。
細かい設定のぶっ飛び感はピカイチだと思います。
別に繋がってはいないけど、先に漂流教室読んでおくと読みやすいかもです。
あと、一気に読んだ方が良いと思います。 -
最後いまひとつで読んでて疲れた・・・。最近「漂流教室」「わたしは真悟」と読んできたけど、「漂流教室」にあったような、ラストまで娯楽性があって勢い良く読める感じのほうがメッセージ性も一緒についてくる気がする。
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「でもっ! ぼくは信じる!
人間は帰って来る! ぼくらを救うために!
ぼくは待っている!」 -
吉野などを舞台とした作品です。