月下の棋士 (1) (小学館文庫 のA 1)

著者 :
  • 小学館
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091927613

作品紹介・あらすじ

▼第1話/将来の名人なり▼第2話/閃光▼第3話/巌▼第4話/新旧対抗▼第5話/仕掛け▼第6話/途切れた棋譜▼第7話/仇敵▼第8話/鬼手▼第9話/死活▼第10話/詰めろ▼第11話/必至▼第12話/睨み▼第13話/大原と刈田▼第14話/奇襲▼第15話/勝負手▼第16話/交換●主な登場人物/氷室将介(伝説の棋士・御神三吉の推薦状をもって現れたプロ棋士を目指す青年)、滝川幸次(22歳で史上最年少名人となった棋士)●あらすじ/熱海で行われた第51期名人戦で、名人・大原巌と挑戦者・滝川幸次が第7局を戦っているころ、東京・将棋会館に氷室将介という青年が現れた。帽子をかぶりラフな恰好をしたその青年は、受付に「プロ棋士になりたいんだ」と気軽に声をかける。だが彼が手にしていたのは、30年前に将棋界から姿を消したはずの“伝説の棋士”御神三吉の推薦状だった! それを見たプロ棋士・虎丸は、奨励会員の坂東二段を呼び、将介と戦わせることに…(第1話)。●本巻の特徴/初段での奨励会入りを特例で認められた将介。だが、それを面白く思わない他の会員達が、協定を組んで将介に挑んできた! その中には“地獄からの使者”と呼ばれる村森初段も!! 定跡を無視した差し手で、容赦なく相手を叩きのめす将介に、将棋の冒涜は許さぬと立ちはだかる村森の実力とは…!?●その他の登場人物/大原巌(前・名人。連盟会長でもある棋界の実力者)、虎丸(将介が最初に出会ったプロ棋士。将介の師匠となる)、御神三吉(かつて棋界の暴れん坊と呼ばれた棋士。棋界を離れ、幼い将介に将棋を教える)、村木武雄(元・名人。滝川の師匠。御神を生涯のライバルとしていた)、村森聖(病魔と闘いながらプロを目指す男。奨励会時代の滝川に初黒星をつけた) 、刈田升三(大原のライバル棋士の一人。A級順位戦に参加)、立原(毎毎新聞の新米女性記者)

感想・レビュー・書評

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  • こおーーい顔のキャラクターたちのこおーーい将棋の物語。
    でも、なかなか、「ヒカルの碁」と同質の面白さがありますねぇ。

    将棋や、囲碁のプロは、すごく厳しい世界、勝ってなんぼの世界ですので、その分、ストーリーも、重みがあって面白いです。

    うーん。格闘技漫画とどっか似ているかも。

    ただ「ヒカルの碁」は、だんだんと強くなっていく話でしたが、「月下の棋士」は、はじめっから、強いという設定です。
    うーむ。いってみれば、「修羅の門」だな。

    そのあたり、これからも負け知らずなのかどうか気になります。

  • 実は主人公以外ほぼ変態。(だと思うの)

  • 将棋って奥が深いです。途中めちゃくちゃだなと思わなくもないですが読ませてしまう作者様の力量がすごいです。

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