センチメントの季節 (2) (小学館文庫 えB 2)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 76
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (412ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091928825

作品紹介・あらすじ

▼第1話/春の名前▼第2話/卒業写真▼第3話/ホタルの光▼第4話/桜前線▼第5話/惜春▼第6話/花見る人生▼第7話/眠れる森▼第8話/みだれ髪▼第9話/胸の奥のナイフ▼第10話/還らざる海▼第11話/傷口▼第12話/傷口(2)▼第13話/路だけ明るい▼第14話/失くした心▼第15話/何処かへ▼第16話/花は遅かった▼第17話/帰れない帰れない▼第18話/過去と未来▼第19話/「名前を呼んで、抱きしめて」▼第20話/めぐりくる春 ●あらすじ/高校2年生のマナは、売春(ウリ)をしている。売春相手にはウソの名前を教えているが、そんな彼女にも自分の名前を呼んでほしい相手がいた。それはアルバイト先の店長で、ある日マナは一度だけでいいから抱いてほしいと迫る。だが、店長に自分を大切にしなさいと言われてしまい…(第1話)。●本巻の特徴/思春期の少女たちが性を通じて体験するさまざまな出来事を、女流作家独特の感性で描き出した話題作。ビッグコミックスペシャル版「春の章」「二度目の春の章」を一冊に集約した文庫版。

感想・レビュー・書評

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  • この作家さんにとって、性的倫理観がやや緩めで達観した
    感じのある女子高生とおじさんとのSEXというテーマは抗え難いフェティシズムなのだろうなぁ
    こんなにたくさん飽きもせずに…と思ってしまうけれど、どれもクセがそこまでなくて淡々と読める。

  • 文庫版は全四巻だが、何故か秋春夏冬。前半短編で後半は長編だが、短編群のほうが雰囲気が好き、というか、長編のほうは少女が結局「よくわからない人」で終わった、引き延ばした短編のような印象を受けた。

  • いつの間にか文庫版になってたんか。

    違うやつだけど野火ノビタとして書いてた話でずっと覚えているのがあって、
    なんか宇宙をずっと永遠に生きたままさまよい続けるって話。

    生きる時間について扱うのがうまい人だなー
    と、思いました。

  • あの感覚だ、とびっくりします。
    ことばにしてこなかった、あの感覚。
    読み終えるとこころがじきじきと鳴ります。
    10代の子たちにはオススメしないでおこうと思うのです。

  • ホントは青年漫画。でも18禁みたいなものでしょ。

  • ランク&レビューは、のちほど

  • 現在コメント準備中。

  • 最初本屋で見つけたときは、帯のコメントに惹かれて買いましたが、すげ〜重厚な話。でも、こういう話は、大好き。文庫本への買い替えです。

  • 少女、セックス。ナリコさんにしか書けない!と思える、温かさや冷たさを感じれる漫画です。誰にでも、きっとこんな感覚はある、もしくは「あった」と言うのを、呼び起こさせてくれる作品。私の青春が詰まっている感じ。大好きです。全巻通して。

  • 好きな人と握手する時のドキドキ。なんとも思っていない人とセックスする時の冷めた感情。求める心の触れ合いと求められる体の触れ合い。後悔と虚無感。寂しくて哀しい感情が残りました。救いはみんな諦めずにもがいているところかな。

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