がんばれ元気 (1) (小学館文庫 こA 11)

著者 :
  • 小学館
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091931313

作品紹介・あらすじ

元気にはこの道しかなかった!それは父も夢見て、遂に果たせなかったボクシングチャンピオンへの道だ。熱く燃え続ける男の感動ドラマ。

感想・レビュー・書評

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  • 名作『あしたのジョー』と並ぶ
    ボクシング漫画の金字塔。

    第22回小学舘漫画賞受賞作。




    自分自身ボクサーになる
    最初のきっかけになった漫画です(^_^)



    ドサ回りのロートルボクサー、
    シャーク堀口は
    一度は引退したが
    自分の生きざまを5歳になる息子・元気に見せるために
    二階級落とし
    世界チャンピオンになることを夢見て
    ハードなトレーニングに明け暮れる日々を送っている。


    そんな時、ついに廻ってきたチャンス!


    若手のホープとして
    天才の名を欲しいままにする関拳児との一戦が決まる。


    男と男のプライドを賭けた壮絶な死闘の末、
    敗北したシャーク堀口は
    元気との約束を守るため訪れた夜の遊園地にて
    息絶えてしまう…。




    父ちゃんの果たせなかった世界チャンピオンを夢見て
    ひたすらボクサーへの道を走り続ける
    健気でひた向きな
    元気の姿に
    毎回胸を熱くして読んでたなぁ〜♪


    ボクシングという題材を借りた
    あくまで『人間ドラマ』として描いているので
    勝利の陰で泣く敗者の姿や
    勝ち続けることの苦悩、
    才能を持つ者と持たない者、
    ボクサーには御法度とも言える
    恋愛ストーリーなど
    読者と同じ
    等身大の若者の青春を描いてる点が
    新しいと思います。



    それだけに共感し
    泣けるシーンがてんこ盛りで

    雨の日も風の日も
    自己流のトレーニングを一人重ねる
    幼き日の元気の姿や


    夜の遊園地での
    父・シャーク堀口の絶命シーン、


    元気のボクシングのコーチ
    元学生チャンピオンだった三島栄司の最期、

    ライバル
    火山尊の失明、


    幼なじみであり親友でもある
    皆川のぼるとの
    涙の対決、


    世界戦を前に
    突然の
    トレーナーの裏切り



    などなど
    とにかく小山ゆうは
    『あずみ』
    『お〜い!竜馬』でも分かるけど
    人間ドラマを書かせたら
    ホンマ天下一品の漫画家です(泣)(>_<)



    もっともっと評価されていい作品!!

  • 私史上、最高のボクシング漫画。
    何歳になっても涙も鼻水も、これでもかっ!
    っていうぐらい流れてくる作品です!
    読んでみて!

  • 最初から最後まで、物語の年月は長いが、まったくストーリーにブレがない。クライマックスの関拳児戦までテンションを高め続けたままピークに達するのが凄い。芦川先生はその後どうなっちゃったんだろうか。

  • 涙せずには読めません(:_:)

  • ワイド版全12巻読了
    漫画を読んで泣いたのはこれが最初。何年か毎に再読してまた泣く。本棚にずーっと飾っておきたい。

  • ある人に強烈に薦められて読んだ本。
    透き通った心が描かれている物語です。
    明日のジョーよりこちらの方が好きです。
    その後の元気が知りたい・・・

  • シリーズ全巻
    シャーク堀口を世界チャンピオンだと信じていた元気は、自身も父のような強いボクサーになるのが夢であった。

  • ボクシングの漫画。
    父の意思を継いでボクサーになる男のはなし。
    ハンサムで頭もよく、ボクシングも強く、まじめ。
    こんな相手が対戦相手だったら、僕は全力で打ちのめしてみたい。全力で。
    だってそんやつに出会えるの、稀だから。

  • まぁなんていうかあれだ、読め

  • 個人的にはジョーよりこっち。
    俺の緩みきった涙腺だと涙が止まらない。
    俺も熊を倒せるようになるのだろうか・・・?
    (・∀・)

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