お~い!竜馬 (13) (小学館文庫 こA 43)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 85
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091934130

作品紹介・あらすじ

学問ダメ、剣もダメ。おまけに泣き虫で寝小便たれ…後に、この少年が日本を変えた幕末の風雲児・坂本竜馬の青春を描ききった名作、ついに文庫化!

感想・レビュー・書評

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  • 高杉晋作の辞世の句「おもしろき、こともなき世を、おもしろく。」素晴らしいですね。
    竜馬に無理やり付き合わされた蔵六(大村益次郎)が気の毒(笑)
    大政奉還で竜馬は敵を作る。でも、船中八策でデモクラシーは感激。そして五ヶ条の御誓文。
    山内容堂や後藤象二郎の酷さは変わらない。

  • ●登場人物/坂本竜馬(江戸末期、日本変革のため奔走した熱い青年。)中岡慎太郎 (竜馬とともに奔走する青年。出身も竜馬と同じ土佐郷士。)

    ●あらすじ/土佐の実家に帰った竜馬は、勤王志士として命を落とした仲間の家に行 こうとするが、上士と手を組んだという反発が強く実現できずに京に戻った。また容 堂は大政奉還の建白に土佐の兵を上洛させなかった。そのため竜馬は、西郷や大久保 に佐幕派と疑われ、薩摩は挙兵の準備を始めた。
    一方幕府は、大政奉還を受け入れる か否か、対立が起こっていた。海援隊は竜馬を守るため近江屋を隠れ家とし、大政奉 還の決断を待った。そして、将軍慶喜は大政奉還を受け入れた。さっそく新政府の役 職名簿を作った竜馬。しかしその中に竜馬の名前はなく、西郷らが竜馬に今後を訪ね ると、竜馬は世界の海援隊になると答えるのだった。そして、竜馬は新政府樹立のた め、福井に幽閉されている財務に長けた三岡に会いに行った。

    ▼第213話/最期の帰郷▼第214話/炎の中へ▼第215話/時流▼第216話/近江屋▼第217話/夜明け▼第218話/回天の時▼第219話/輝く世界へ…▼第220話/疾風の如く▼第221話/雪、溶けて…

    ●登場人物/坂本竜馬(日本を自由の国にする夢を持つ青年))徳川慶喜(幕府再建をもくろむ徳川15代将軍)西郷吉之助(竜馬と共に倒幕に奔走する薩摩藩士)

  • 周りが自分の事、自分の藩の利からどうしても抜け出せないなか、竜馬だけは「日本人」として世の中を見てる。それが痛快でありすぎるゆえに、必然的に感情の反発を招く。世界の状勢から、自分の立場を見る。これは忘れちゃいけない大事な教訓だなぁ。

  • 坂本龍馬の生涯をフィクションも交えつつたどる魅力溢れる作品です。小学生のとき、アニメ化されてNHKで放送していたんですよね(メインは少年時代)。僕は以蔵さんの大ファンでした。武田鉄矢の主題歌が意外と印象深かったなあ。

    漫画は、龍馬に限らず幕末の志士をはじめとした脇役の個性が際立っていて、内容も一品。幕末の歴史を学ぶうえでも重宝する仕上がりになっています。志士たちがどんどん非業の最期を遂げていくため、涙なしには読めません(泣)。

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