- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091937377
作品紹介・あらすじ
鏡の中の自分に恋したオトコ・岡間進也が、ゲイバー『モーリス』を舞台に繰り広げる涙と笑いのラブコメディー。
感想・レビュー・書評
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もうずいぶん前にブックオフで『おかま白書1』というコミックを買ったことがある。真実の愛を求める岡間くんが、友達の田中くんに連れられて行ったおかまバーで、酔った勢いで女装した鏡の中の自分に一目惚れする話である。おかまということばにクレームがついたらしく、発禁になったといううわさもあって、つづきはないものだと思っていたら、小学館から文庫本3冊になって出ていた。(しかし、それほど売れていない。)岡間くんは田中くんのたくらみで、そのおかまバーで、キャサリンとして働くことになる。そこにある日現れた女子大生のみきちゃんはだれもが姉妹とまごうほど岡間くんと似ていた。岡間くんがみきちゃんに心を寄せたのは言うまでもない。みきちゃんは岡間くんを女と思いこみ、女子寮に連れ込むし、いっしょにお泊まりをしたりお風呂にも入る。岡間くんは男としてもみきちゃんに接近する。しかし、みきちゃんにはつぎつぎとボーイフレンドが現れ、かれはそのつどはらはらし、悩んでしまう。みきちゃんが好きなのはキャサリンであって男としての自分ではないのではないか。男としての自分の愛をどうやってみきちゃんにわかってもらえるのか。実は、同じ悩みはみきちゃんも抱えていた。のちに、男の子としてつきあいだした岡間くんの後にはつねにキャサリンの影がつきまとうのである。二人のゆくえはどうなるのか。コメディタッチで書かれた本書は、抱腹絶倒置くあたわざる本である。(ただし、下ネタ)
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