手塚治虫初期傑作集 1 (小学館叢書)

著者 : 手塚治虫

• 小学館 (1990年1月1日発売)

感想・レビュー・書評

[rcnさんの感想 · 2012年3月3日]

012020.

次から次へ見せ場の連続。

少年向けに科学解説も兼ねた「地底国の怪人」。サイレント喜劇などからの影響と思われる肉体表現はセリフいらずでも絵を見れば理解できる。手塚は国際的に通用する作品をめざしていたのだろうか。

著者プロフィール

1928年、大阪府豊中市生まれ。「治虫」というペンネームはオサムシという昆虫の名前からとったもの。本名・治。大阪大学附属医学専門部を卒業後、医学博士号を取得。46年、『マアチャンの日記帳』でデビュー。幅広い分野にわたる人気漫画を量産し、『ブラックジャック』『鉄腕アトム』『リボンの騎士』『火の鳥』『ジャングル大帝』など、国民的人気漫画を生み出してきた。

「2020年 『手塚治虫のマンガの教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」