ダレン・シャン / 6〔小学館ファンタジー文庫〕

制作 : 田口 智子  Darren Shan  橋本 恵 
  • 小学館
3.64
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  • (5)
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本棚登録 : 665
レビュー : 39
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784092301061

作品紹介・あらすじ

バンパイアマウンテンを逃げ出した主人公ダレンは、仲間の危機を救うため、死刑を覚悟で戻ってしまいます。知恵と勇気で闘ったダレンに、意外な運命が待ちかまえていたのです。

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ6作目。
    5作目を読了してすぐに続きを読み切ってしまいました。
    バンパイア・マウンテンに忍び込んだバンパニーズや、バンパニーズを手引きしたと思われるカーダの策略を、どのようにしてバンパイア元帥たちに伝えるか、ダレンは一度は逃げ去ったバンパイア・マウンテンに、自身の死を覚悟で舞い戻ります。

    もちろん王道のファンタジー作品ですし、シリーズ12作のちょうど折り返しですから、筋書き的には予想通りの展開ではありますが、「掟」や「誇り」を大切にしながらも現実の様々な部分で葛藤しながら生きるバンパイアのすがたは、「どう生きるか」ということを考えるきっかけを読者(おもに子どもでしょうが)に与えてくれるのではないでしょうか。

    なかでも、戦いの高揚感の中でバンパニーズを殺したダレンがふと我に返って葛藤する場面は、児童文学と侮ることができない「深さ」があるように思います。
    (p.141~)
    ぼくがこの手で、ころしたのだ。▼骨の髄まで、ふるえがきた。他人の命をうばったのは、生まれて初めてだ。ガブナーのかたきをとろうと燃えていたが、かたきをとるとはどういうことか、いまのいままでまともに考えもしなかった。このバンパニーズは――この男は――ぼくのせいで死んだ。……うばった命は、二度ともとにもどらない。▼もしかしたら、死んで当然のやつだったのかもしれない。ころしたほうが世のためになる、根っからの悪党だったのかも――。でももし、ごく普通の若者だったとしたら?……第一、死んで当然だろうが、そうでなかろうが、そんなことをぼくに決める権限はない。他人にけちをつけて亡き者にする権限など、あるわけがない。……そもそも「正しいころし」と「間違ったころし」など、区別できるのか?ガブナーを刺したとき、カーダは正しいことをしたと思っていたはずだ。……いくらなっとくしようとしても、ぼくは自分がおぞましくてたまらなかった。いまのぼくは、ただの殺人者――残忍で、おそろしい、人の道をふみはずhしたいきものだった。

    この場面では、単純に「バンパイア(主人公側=善)」VS「バンパニーズ(=主人公の相手側=悪)」という対立ではなく、それぞれの視点で「正義」が異なり、闘うこと自体の「意味」があるのかどうか、主人公が葛藤する様子が描かれます。
    ただの冒険小説で終わらない、この作品の持つメッセージ性が強く表れている部分の一つだと思いますし、これまでの作品で語られてきた「信念(誇り)をもつ」「友情」「愛情」「善のために自らを犠牲にすることを厭わない」といったテーマと並ぶ、この作品の”核”でもあると思います。

  • マグダのシーンと命のやりとりのシーンがグッときた。

  • かなり残酷ですがこれからどうなるのか続きが気になりました。

  • ダレンが元帥になるってわかった瞬間、鳥肌ヤバかった

  • ダレンシャン6巻。
    12年に一度開催されるバンパイア総会も紆余曲折あったけど、なんとか終了。
    思わぬ地位に叙任されたダレンシャン。
    喜ぶのもつかの間、バンパイア一族全員が恐れるバンパニーズ大王が発見されたと報告あり。
    バンパイア一族の運命やいかに!
    全12巻のうち半分まできた!
    面白くてサクサク進むし、先が気になる!

  • 【あらすじ】
    バンパイアマウンテンを逃げ出した主人公ダレンは、仲間の危機を救うため、死刑を覚悟で戻ってしまいます。知恵と勇気で闘ったダレンに、意外な運命が待ちかまえていたのです。

    【感想】

  • なんかあっけなくご都合主義的に終了。
    ちょっと興醒め?

  • 毎回毎回予想を裏切られるわ(笑)

  • いきなりダレン出世したのに驚き

  • 読了。

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