サークル・オブ・マジック 3 (小学館ファンタジー文庫)

  • 小学館
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784092301238

作品紹介・あらすじ

魔法学校を卒業し諸国修行の旅に出ていたランドルはひさびさに祖国の土を踏む。しかし国は権力争いの果てに荒廃を極めていた。妖精の国から正当な王位継承者を連れ戻したランドルは邪悪な領主に敢然と闘いを挑んだ。

感想・レビュー・書評

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  • ふー3巻目。2巻と間を置かずに読めたので世界観に入りやすく。なんか、魔法学校のときの知り合いが現れたりとか時間魔法を使ったりとか、ハリーポッターっぽい仕掛けもあるなぁと思うけど、その前からあるって、この前にはどんなのがあったんだろうか、とか思う。

    おもしろいし読みやすい。ハッピーエンドでよかった。マードック、本物かな?とか思ったけど、大丈夫で、よかった笑

    3巻で、やっと本題というか、なぜ魔法使いになったのか、という秘密とその役割が明らかに。
    妖精の国って、行って帰ってきたら別人になる、とかってこわすぎやろ、と思ってたけど、こういう変化ならいいな、と思った。

    祖国を訪ねるところ、昔の師たちからむしろ、魔法使いとして頼りにされるところとか、よいなぁと思う。王様とか女王様とか、騎士とか魔法使いとか吟遊詩人とか、RPGみたいなキャラクター。それぞれに、人格というか、人としての器みたいなのが描写されていて、人の上に立つことや治めることにも思いが及ぶ。

    えーこのあと、最終巻はどうなるのか。この勢いで読んでしまいたい。

  • 10年近く前に読んだ児童書の再読記録。
    その時はかなり面白い本だと思って読んでいて、確か☆は4か5くらいの勢いだったはず。

    今読み返すと、悲しいかな、星は2つ。
    理由は翻訳本独特の雰囲気に頭が追い付かなかったこと。
    度重なる緊迫感に身体がついていかなかったこと。

    この10年の間に色々な本を読んできたけれど、恐らく某魔法学校シリーズあたりを最後に、邦人の作家さんの小説ばかりを選んでいたように思います。
    web小説なんかにしても、日本人による日本人に向けた日本人の文章ばかりを目にしてきました。
    日本語の微妙なニュアンス、リズム、テンポの良さに、あまりにも慣れ親しみ過ぎてしまったんだなぁと感じざるを得ませんでした。
    想像でしかないですが、翻訳された本は原文の文法や言い回しを大事にしているんでしょうし、それはつまり、その言語を使って生活をしている人たちのための物語なんだろうなぁと思います。

    それから10年前はこのポンポンと次々進む展開に、身体が喜んでついていったんだろうけれど、10年たった今「きゅ、休息をくれ…!」と思ってしまった悲しい現実。


    ただ、魔法についてとか、妖精国、悪魔についてなど、たくさん想像力を働かせたくなる場面や、そういう魔法の使い方なのね!という面白さは要所要所にちりばめられています。
    星は2つにしてしまったけれど、読むのやめればよかったー!とはならない1冊でした。

  • ディアマンテが皇女になれてよかった・・・ゆう

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