劇場版イナズマイレブン 最強軍団オーガ襲来 (小学館ジュニアシネマ文庫)
- 小学館 (2010年12月22日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (199ページ)
- / ISBN・EAN: 9784092306097
作品紹介・あらすじ
劇場版イナズマイレブンのシナリオを完全ノベライズ
雷門イレブンは、中学サッカー日本一を決める大会「フットボールフロンティア」に出場し、ついに日本一の座を手中に収めるはずだった。しかし、決勝戦に現れたのは、平和を嫌う闇の勢力によって未来から送り込まれた最強戦士軍団「オーガ」だった。雷門イレブンを倒し、過去を塗り替えようとする闇の勢力の野望を、はたして雷門イレブンは阻止することができるのか…!?
【編集担当からのおすすめ情報】
最強戦士軍団「オーガ」の主要メンバー、バダップ、ミストレ、エスカバの背景や人間関係など、本編映画では描かれなかった王牙学園側からの視点がじっくりと描かれていて、イナズマファンにはたまらない一冊となっています。
感想・レビュー・書評
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映画を観た時、オーガに関しての背景の描写のなさにビックリしたんですが。
小説で少しは補足してくれることを祈りながら購入しました。
読んでみて、全体の率直な感想としては、
ほぼそのまま映画のノベライズという感じだったかと思います。
肝心の書き下ろし部分ですが、
冒頭の雷門サッカー部新設のエピソードの後に
P17~P62の、45ページ分
映画にはなかった、オーガについての描写が書き下ろされていました。
内容としては、80年後の未来の状況や、ヒビキ提督の地位、
彼らが過去を変えようと思った経緯の説明が少し。
ここは映画では「現在の子供は貧弱だ!」→「円堂守を潰そう!」
というあまりにも強引な結びつけに頭が?だらけになりましたが、
さらっとした説明であるにしても、多少は背景が掴めたのでこれだけでも救いでした。
あとはバダップ・ミストレ・エスカバの3人についての描写が殆ど。
一人ずつの生い立ち・性格等の描写から、
バダップが指名を受けてからチームが出来上がっていき、出撃するまでの描写があります。
それぞれ優秀だったエスカバとミストレが、
バダップをリーダーとして認めていくまでの描写もあります。
映画では、ミストレとエスカバは試合中のシャウトぐらいで、
ほぼセリフもないような状態だったのでw、
この小説を読んだことで彼らへの愛着が断然増しました!
個人的には、これでもまだちょっともの足りないなーと思ったぐらいです・・・。
オーガが未来に戻ってからどうなったのかというのが気になっていたのですが、
残念ながら、その点は特に書き下ろしはありませんでした。
ここ以外の場面では、小さな違いはあっても
殆ど劇場版そのものの内容なので、
映画を観た人は特別読む必要はないかと感じました。
***まとめ***
個人的には、大満足!と感じるほどの量ではないものの、
映画では全く説明のなかった背景についての補足や、
映画オリジナルキャラクターの描写があったため、読んで良かったと思える小説でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今はイナズマイレブンゴーというアニメになったので、なつかしい思いで読める本です。ぜひ読んでみてください。
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映画「イナズマイレブン~オーガ来襲!~」のノベライズなんですが、どうしてああなったのか、オーガ主要人物のバックグラウンドなどが書かれていてファンには嬉しい一冊です。
難を言うとすれば、紙が真っ白で長時間読むのに適していないこと、発売日が映画より後だということ、あとはオーガ主要三人以外のバックグラウンドも気になったよ、くらいですかね。
子供向け作品なのであまり突っ込んではいけない気がします。 -
映画本編では触れられていないオーガ側の詳しいことが書かれていて、これだけでも読んで良かったです。
バダップさんまじバダップさん。 -
映画では語られなかったオーガの話もあって良かったです。
一気にエスカバ好きになりました^^ -
去年のものだけどやっぱオーガいいよね!
個人的にオーガの裏話が一番楽しい -
映画の小説版です。
映画ではあまり語られなかった
オーガ陣営のお話が詳しく書かれててよかったです。
ミストレの鼻をぶち折るバダップさんパネェ。 -
劇場版イナズマイレブンのノベライズ。
映画版では、尺の関係で省略されたと思われるオーガ軍団の詳細がわかるので、これを読んでおくと、映画版がより楽しめる一冊。
無理のある設定を読中に感じさせない筆力は、さすがベテランライターの仕事。 -
小学生むけだから振り仮名が多くて読みにくい…