人間回収車~絶望の果て先~ (小学館ジュニア文庫 せ 1-2)

著者 : 後藤リウ 泉道亜紀

• 小学館 (2017年11月29日発売)

作品紹介・あらすじ

大ヒットのホラーノベライズ第2弾！

町中に突如現れる黒塗りの回収車――。

その回収車に回収された人間は、地獄に連れ去られ二度と戻ってこられないという。誰からも必要とされず、地獄に回収されていく人間たちの絶望とは…。

小説オリジナルのストーリーを5本収録。
大ヒット都市伝説ホラー！

感想・レビュー・書評

[unknownさんの感想 · 2018年2月28日]

人間回収車小説2巻。
今回はおまけ漫画はなし。

好きな男の子と付き合うためにその男の子の親友に近づいて仲良くなって、好きな男の子も含めて3人で行動して、自分をアピールして、みごと好きな男の子を振り向かせた女の子の話。
最後は好きな男の子にも騙してたことがバレて回収されて終わりだけど、親友の男の子と過ごした日々もよかったことに気づいたなら、最初は騙してた親友とそのままくっつけばハッピーエンドだったのに〜ともやもや。
騙された親友もそれでも女の子のことが好きで必要としてくれればよかったのに〜もやもや。
人間回収車のストーリー的にそんなのはまずないけど…。
ハッピーエンド好きとしては悲しい。
（人間回収車の話に求めるのが間違っているけれど。）
あと、絵がかわいいので、地味な親友でも十分イケメンっぽいのがなんとも…。

サッカーのキャプテンの話も、回収される主人公が残念な人すぎる。

人間回収車の運転手たち、規則に背くとどうなるのか、あの運転手たちでも恐ろしそうにしているので、気になる。