十五少年漂流記 (小学館世界の名作 6)

  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (103ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784092500068

作品紹介・あらすじ

子どもたちに知恵と勇気を教える、大冒険記。

感想・レビュー・書評

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  • 今日から夏休みのチェアマン校の14人の子ども達は大はしゃぎ。明日からスラウギ号という船に乗り、航海へ出ることになっていました。
    嬉しさのあまりじっとしていられない子どもたちは、前日から船に乗り込んでひとしきり大騒ぎをした後、眠ってしまいました。
    目を覚ますと、船はいつの間にか海の上を漂っていました。嵐に巻き込まれてある海岸へと流れ着きました。そこは大陸なのか島なのか、人が住んでいるのかいないのか、何も分かりません。最年長のゴードン、一つ下のブリアンが中心となり、14人で生き抜く術を考えます。


    夏休みに読むのにぴったりの一冊。
    ハラハラドキドキする展開。子ども達の生き抜く力や、衝突をしながらも互いに協力していく姿は涙なしにはよめません。
    はっきりと主人公が決まっているわけではないすが、ブリアン主体の話が多かったり、ブリアンの弟ジャックとのやり取りなんかもあったりで、ブリアンに感情移入してしまいました。でもブリアンと対立しがちなドニファンのことも嫌いじゃない。ドニファンから見たこの漂流の日々というのも見てみたいと思いました。

  • わるものが無人島に入ってきたところは、ハラハラ・ドキドキしながら読みました。少年たちがいろいろさくせんを立てて、わるものをやっつけて、ちょっと安心しました。私だったら無人島に行ったらどうやって生きていくだろうと思いました。

  • 僕の読書生活の原点と言っても良いであろう、思い出深い一冊です。いつの間にか、2年間の休暇中の彼らよりもだいぶ年を重ねているけれども、改めて読み返してみて、彼らから学ぶことは山のようにあります。

    そして、こんなにも面白くまた人生の目標にも成り得るような登場人物がたくさん登場する良書に(早いうちに)出会えたことを、嬉しく思いました。

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著者プロフィール

ジュール・ベルヌ

「2005年 『海底二万海里(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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